戯言

スピリチュアル的要素を言葉で盛り込まない理由はね (其の肆・結)

<前回の記事→ スピリチュアル的要素を言葉で盛り込まない理由はね (其の参)>

「どうしてこんなに色んな神社を巡ろうと思うようになったんだっけ?」

時々そのことについて考えます。
端的にいうと、特に理由はありません。
…いや、違うな。

「好き」だからです。
でも「好き」に理由はありません。
「好き」なものに理由なんて要りません。

敢えて細分化すると、「居心地がいい」「空気がいい」「古木の香りがいい」「自然が多いのがいい」「なんとなく日常と違うのがいい」…

これらは全部好きなものや場面、事象。
「なんかいい」=「好き」の方程式。(方程式っていうほど難解ではない)
その「好き」の集合体が神社なのかな?

元々、神社仏閣は好きでした。
多分小学校ぐらいから何となく気になる存在にはなっていて(お仏壇、お寺、神棚などに触れて)、まさに厨二病とも言える中学生の頃(色々と黒歴史なんで非公開)にはその自覚はありました。

大人になってからもやっぱり特別な気持ちは持っていましたが、決定的なキッカケはやっぱりプロフィールページに書いた夢の出来事でした。

そして色んな神社を巡ってるうちに、自分でそれぞれの神社を調べてるうちに、私たちが住んでいる日本という国の実態を知っていきました。

大昔に神様がこの列島を創り「日本」とし、そこへたくさんの神様が降り、天照大御神の第5世代の子孫にあたる神武天皇初代天皇として日本をまとめ上げ、その子孫が代々天皇の地位を現在の126代目まで脈々と受け継ぎ、今後もそれは続いていく。(日本史をスーパーソニックエクストリーム的にだいぶハショりましたけどもね)

国内に数多くある神社では太古からいる神々を祀っていて、国民から総氏神と崇められる伊勢神宮(正式には「神宮」と呼ぶ)に座す、私達国民の大御祖神と慕われる天照大御神の元へ毎日たくさんの人々が参拝に訪れている。

記紀(古事記・日本書紀)にあることが本当であってもそうではなくても、日本はそういう通史を持っており、そして古来から日本人が神社を大切に扱ってきた。

常に日本人の側に神社はあって、そこに神様がいるとされてきた。

日本ってそういう国。
今でも神社への参拝者があるのは、日本人としてそこに”何か”を感じているからだろうし、”何か”があるから今まで続きてきた習慣文化伝統なわけですよね。

その”何か”とは何か?

私は神というエネルギー(または存在)だと思うのです。
(「エネルギー」については前回の記事をご覧くださいませ)

つまり
_人人人人人人人人_
> ENERGY!! 
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
です!(言いたいだけ)

それが「神」と呼ばれる存在。
(ヨシ!うまく其の参と繋がった!)

太古から約150年ほど前(北海道の開拓時)までの日本人が「ここで神様に感謝述べようぜ〜」って取り決めた、または神様から「ちょっとこのエリア雰囲気いいからここに私が駐屯するところ造ってよ」って言って、お社を置き神を祀る位置を定めてきたワケですよね。
(実際にそういう感じで建立する場所を決めてきた。マジで)

その神社システムが普通に今日(こんにち)でも機能しているんですよ。

こんな不可思議なことってありますか?

夢物語を話してるつもりはありませんが、そんな”神話”から始まって”現実”にグラデーションをかけた歴史を持ってるのが日本なんです。
神話がバックボーンにあるのは世界を探しても日本だけ。
それが日本人の血統とされているのです。

ここでちょっと小ネタなんだですが、天皇陛下の世界的地位をご存知でしょうか?

天皇陛下は世界的にはemperor(皇帝)と呼ばれています。
(エンペラーって響きカッコイイやばい)

そしてemperorと呼ばれるのはこの世界で唯一天皇陛下だけです。
唯一無二ですよ?
その地位の高さは、pope(ローマ法王)と並び世界で一番上に君臨しています。
emperorの下にはking(エリザベス女王などの王)、更にその下にpresident(大統領)、その下にpremier(首相)となります。

ヒエラルキー的に、

emperor(天皇陛下) ≧ pope(ローマ法王) > king > president > premier

という序列です。
天皇陛下ハンパなくないですか!?
2019年10月22日の「即位礼正殿の儀」では皇族や内閣総理大臣らの他に、195か国から国家元首が参列に来てるんですよ。
これほどに要人が集まる儀式はありません。

このことは、神の子孫とされる天皇陛下の存在が世界から認められているということを意味し、私達はそんな天皇陛下がいらっしゃる国で暮らしているんです。
敗戦後のGHQの介入により(これは本当に日本人なら知っておかなくてはいけない部分なのでいつか記事にするかも)、天皇は”日本の象徴”という存在にさせられてしまいましたが、今でも世界からはemperorとして最も敬意をはらわれているんです。

また、日本ほど長い歴史をもつ国はありません。
中国などは”4000年の歴史”と言いますが、唐になったり宋になったり清になったりして、中華人民共和国(中国)になったのってつい最近ですからね。(1949年)

日本は神武天皇から数えても2600年以上も前からずっと日本なんです。(ここは理解しておく必要があります。でも多分テストに出ません)
神武天皇以前も入れたらもっとですね。
これほど1つの系譜で王朝が続いてる国は他にありません。
(なので、男系天皇をどうするかでモメてるのは世界的にも注目されているんです。日本の長い歴史が途絶え、日本の地位さえも揺るがされることになるので)

そんな日本と日本人にとって、神社はとても身近なものです。(でした)
良い意味で、当たり前に側にあって当たり前に生活に溶け込んでいました。

それが昨今では、どこぞのスピリチュアリストだかが「パワースポット」と言い出して、その神社へ行けばみんなパワーを授かることができる!というイメージに変わってきました。
「ワーク」(何それ)とか言って参加費用を払って神社を巡るツアー(儲かるらしいです)なんかもあります。
(今、多分スピリチュアリストだかに叩かれそうなことを書いています)

いや、でも待って。

何のパワーを欲してるの?
ただそこへ行けばご利益があると?
何かしらの幸運が転がり込むと?

神社や日本の歴史、文化に触れることはとても良いことだし、そういうキッカケになってるならとても素晴らしいと感じます。
御朱印を集めるのが流行ってるのも、そういう意味ではいいのかな…とも思いますが、私はどうしても「パワースポット」というフレーズに違和感を抱いてしまうのです。

更に、「パワースポット」と称されるのは皆さんがご存知のような大きな神社だけ…

確かに、大きな神社は荘厳で神聖で特別な雰囲気を湛えています。

でも、神様の存在を信じるのであれば知っておいて欲しいのですが、いつも側で見守ってくれているのは、地元の神社の神様ですよ。
どんなに小さな神社であっても、昔からずっと神様はいてくれて、自分たちの生活を見守ってくれている。(氏神様)
そう感じたことはないですか?ない?ないの?

昔にそこに移り住んだ人が「ここに故郷の神様に来ていただいて、この土地を見守って欲しいな」って思って、故郷の神社へ行って神様にお願いして来てもらってお祀りしてるのが、地元の小さな神社ですよ。
お願いしてんの、神様に。
そして、その神様がずっと昔から守ってくれてる土地に今、住ませてもらってるの、私達。
だから大切にしないといけないのは、人気のメジャーな遠い土地の神社じゃなくて、ココなんです。

会社に例えます。
普段、貴方を側で見守ってくれてるのは、本社の社長ではなく、同じ部署の直属の上司や同僚ですよね。(クソ上司もいるけどね。汚い言葉御免)

仕事で失敗した時、陰で人一倍努力してる時、「大丈夫?」って優しく声をかけてくれるのは本社の社長じゃないんですよ。
いよいよなったら「それは社長に行った方がいいね!よし、何とかするわ!」と奮起してくれるのが直属の上司や同僚ですよね。(クソ上司もいるけ…略)

その直属の上司()や同僚に「ありがとう」も伝えず、大きな豪邸を構える社長の元にばかり訪問するのは何か順序が違う気がするんです。(ダメって意味ではない)

私がまだ伊勢神宮への参拝する前の話です。
関東から来たある方と「神社いいですよね〜好きです〜」という話になり、その方に、

「伊勢神宮は行った?え?行ってないの!?全然神社好きじゃないじゃん!!ダメだよ、行かなきゃ〜。俺なんかもう5回も行ってるよ。1回も行ってないのに神社好きって言っちゃダメだよ〜」

って鼻で笑われたことがありました(笑)
え、なんですかね「行かなきゃダメ」って。
その方は地元の神社は行かないらしく、神社の最高峰、レペゼン神社の伊勢神宮しか行ってない、基、伊勢神宮しか神社として見做していない感じでした。

私は、やっぱり地元の神社を大切にしたいし(北海道広いし)、地元の神社をしっかり理解したかったし、地元の神社を蔑ろにしたくなかったので、そういう経緯をちゃんと踏んでから伊勢神宮の天照大御神の元へご挨拶しに行きたかったのです。
だし、何より畏れ多くて簡単に行こうだなんて思えなかったんです。(好きすぎて)

なので、本気で心底「行きたい!」っと思うまで行こうと思わなかったんです。(タイミングってあるから)

距離感で言っても、伊勢市などにお住まいの方は伊勢神宮が氏神様になるので頻繁に行ってるでしょうし、また本州住まいなら気軽に行けたりする距離でもあると思うのですが、北海道からって海外だかんね?(笑)
移動も大変なのよ。

逆に私の氏神様、我が家から一番近くの北海道神宮にはアホほど参拝に行ってるわけです。(数えきれない)
普段のお礼を伝えに。
そんな話もしてみたけど、”俺なんか5回も行ってるよオジサン”には全然響いておらず、ご自身の地元の神社を大切には思っていないんだろうなとも感じました。

「俺なんか5回も行ってるよ」って大きな神社へ参拝に行ってることを自慢気に言ってたけど自慢することではないし、ミーハーだなぁとしか感じなかったんですが、そういうのも昨今の”パワースポット”ブームの影響なんでしょうか。

ところで、”パワースポット”ってなんでしょう?

「恋愛運UP!」
「金運UP!」
「運気UP!」

こんなキラキラスピワードを真に受けて、その神社に行って神様にお願いするだけでそれらが叶うんでしょうか?

恋愛運を上げたいなら、内面を磨く努力や体型維持をする努力を!
金運を上げたいなら、真面目に働く、仕事に真摯に向き合う!
運気を上げたいなら、まず行動しろ!(「運気」とは気を運ぶと書く)

これしかないでしょう?

むしろ「運を上げる」とかもそもそもない。
努力なしに得られることなんか、この世にそんなに発生しない。
(でも生まれついて持ってるカードは違うけどね)
だって、神社へ行って運を操作できるのが本当なら、みんな思い通りの人生を歩んでるはずでしょう?
Don’t U?

そしてね、自分が神様だとしたら、いきなりお賽銭をオーバースローでガッシャーン!!!と投げつけて、自分を省みることもせず努力もしてないのに勝手なお願い事だけをして去る人より、本当に頑張ってる人や本当に大変な苦労をしてる人に手を差し伸べたいって思います。

もっと言うと、神社へ行かなくても、その人が普段どのような心持ちで生きてるかは、神様は全てお見通しだと思います。
だって神様だから。

”スピリチュアル”的な言葉を散りばめて、

「あの神社は○○運にいい」
「〇〇を叶えたいなら〇〇神社!」
「〇〇神社は浄化作用が半端ない!」

と、本やメディアによってイメージを植え付けられて大きな神社、話題の神社へ行くのも悪(あく)とは言いませんが、もっと素直な感覚で、フラットな気持ちで訪れてみて欲しいんです。
小さな神社でも良いところはたくさんあります。
何も先入観を持たない状態で、そこで初めて感じる感覚を大切にして欲しいんです。
そして、できるだけ少人数で。できれば1人で自分だけの感覚を味わって欲しい。

個人的には、どこかの企業や個人が主催してる”スピリチュアルツアー”的なのは絶対オススメしません。
ゆっくり心ゆくまでその場所を堪能できないから。

だし、それはもうビジネスだから。
ビジネスとしてやるのが悪いという意味ではないけど、1円でも発生すればビジネスだから。
特に個人の場合、「貴方のため」ってなんて言わずに、ビジネスならビジネスらしく「私と貴方のため」って名目でやればいいのにと思います。
(確定申告とかどうしてるのカシラ?大半が所得税がかからない年収で抑えてるのかな?)

そして、”そういうもの”はお金を払って得られるものではないから。

「神様(エネルギー)を感じたい!」と憧れに近いものを抱いているなら尚更です。
むしろ、本来は誰でも自然に得られることだから。
フィルターがかかって気が付けてないだけだから。

私がスピリチュアル的要素を盛り込まない理由は、

「自分の感覚でその神社を感じて欲しい」

からです。(やっと結論)

何もしなくていいから、祝詞も無理して挙げなくていいから、ちょっと長居をして、その場所をじっくり味わってみてください。
第六感(霊能力)は要りません。
自分のその立派な五感でしっかり感じてみてください。

「居心地がいいな」と感じたら、その瞬間からそこが貴方にとってのパワースポットであり、”神様(自然)”のエネルギーであり、それが俗にいう「神聖」ではないでしょうか。
大きな神社でも地元の小さな古い神社でも、どこであってもです。

もしかしたら爽やかな風で、野花の香りで、優しい陽射しで、神様が語りかけてくれるかもしれません。

目に見える必要も、不思議体験をする必要もありません。

それらは全部作られた”憧れ”であって、本当はもう既に神という存在(エネルギー)を感じることはできているはずなんです。

私も様々な神社で感じることはたくさんあります。
良いことも悪いことも。(”悪いこと”もあるよ!本当に危ない目にあって怖かったよ!笑)
でも、それって私の価値観と世界観に裏打ちされた自分だけの感覚であって、それを常に万人と共有するのは難しいんです。(感覚も十人十色だから)

ブログで「この神社はすっごいよ!」「アホほど浄化パワーが凄いです!」奥の方からエネルギーがバンバン流れ込んできます!」とか書いてしまうと、もしかしたら「そうなんだ!」って期待してその神社へ行く方も現れるかもしれません。
そして、その人の感覚に影響を及ぼしてしまうかもしれません。
熱心な私の信者を作ってしまうかもしれません(笑)
だけど、もしかしたら全部私の妄想かもしれないんですよ?(笑)

私はスピビジネスをしてるワケでもないし、そういう文言で悪い意味で「人に影響を与える怖さ」を知っていたりもするので(これについては別件でいつか書きます。かも?)、私の感覚ではなく、ご本人のピュアな感覚で神社を知っていって欲しいんです。

できれば日本の文化、歴史、神様の世界まで。

なので私がこのブログを通じて紹介する神社のことは、スピリチュアル好きさん達が高揚するような余計な言葉は盛り込まず、その神社の有り様(ありよう)だけをお伝えしようと心掛けています。

ただ、言葉で盛り込まない代わりに、写真で雰囲気をお伝えできたらなという思いで、敢えてたくさんの写真を載せています。(何枚も写真を撮って厳選に厳選を重ねて載せてるんだお♪)

何かを感じる人は感じてくれるかな?
伝わったらいいな…

なんて思いながら。

(緑の光とか上からシャーッて光が注いでたり虹色になってたり丸い何かが写ったりしてるのは、私の写真に限らずどなたの写真でもほぼほぼレンズフレアです。意図的に作ることもできるので、騙されないように気をつけましょう笑)

まだまだお伝えしたことはありますが、締まりの悪い蛇口みたいになりそうなのでこの辺で結びとしたいと思います。

長い時間、お付き合いいただきありがとうございました。
(引退か)

序盤で占いについて書いたので、その辺の戯事も述べたい気持ちになっています。



ブログランキングに参加しています

人気ブログランキング
ポチポチしていただけると喜びます


地球スピリチュアル的要素を言葉で盛り込まない理由はね (其の参)前のページ

首里城 〜沖縄県那覇市〜次のページ首里城

関連記事

  1. みどりの日

    戯言

    祝日の意味と由来とウンチクと <5月(みどりの日)>

    「平日」から「国民の休日」、そして「みどりの日」へと昇格を果たした5月…

  2. 成人の日

    戯言

    祝日の意味と由来とウンチクと <1月(成人の日)>

    「成人の日」は本来は1月15日に定められていましたが、ハッピーマンデー…

  3. スポーツの日

    戯言

    祝日の意味と由来とウンチクと <10月(スポーツの日)>

    10月10日は「体育の日」でした。ところがある時から10月第2月曜日に…

  4. 天皇誕生日

    戯言

    祝日の意味と由来とウンチクと <2月(天皇誕生日)>

    「天皇誕生日」は、かつては古来から続く四大節の一つの「天長節」だったこ…

  5. 戯言

    占い師をしていた経験から思うこと 〜本編 其の弐〜

    占い師として活動していた経歴を元に、そこで得たことことを思いのまま綴っ…

  6. 勤労感謝の日

    戯言

    祝日の意味と由来とウンチクと <11月(勤労感謝の日)>

    一年のうちで一番最後の祝日「勤労感謝の日」について記事にしています。現…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ブログランキングに参加しています
ポチポチしていただけると喜びます


神社・仏閣ランキング
こちらのブログランキングにも
ポチポチしていただけると喜びます

にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
神社izm 北海道からRYOが発信中 - にほんブログ村

カテゴリー

アーカイブ

2021年5月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

おすすめ記事

  1. 熱田神宮
  2. 月読宮
  3. 伊勢神宮内宮
  4. 伊勢神宮外宮
  5. 二見興玉神社
  1. 松尾大社

    神社

    40. 松尾大社(まつのおたいしゃ) 〜京都府京都市〜
  2. 上賀茂神社

    神社

    60. 賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)/上賀茂神社(かみがもじんじゃ)…
  3. 伊勢神宮外宮

    神社

    68. 伊勢神宮-外宮(いせじんぐう-げくう)/豊受大神宮(とようけだいじんぐう…
  4. 波上宮

    沖縄

    55. 波上宮(なみのうえぐう) 〜沖縄県那覇市〜
  5. 熱田神宮

    中部地方

    73. 熱田神宮(あつたじんぐう) 〜愛知県名古屋市〜
PAGE TOP