戯言

占い師をしていた経験から思うこと 〜本編 其の壱〜

<前回の記事→ 占い師をしていた経験から思うこと 〜序章〜>

占いが好きな人ってとても多いですよね。
私も以前はそうでした。
”以前”と言ってもかなり前ですが。

※これから書く事は、あくまでも個人的な価値観に基づくもので、私の発言が全てに於いて必ずしも正ではありません。予めご了承ください。

そもそも占いに興味を持ち始めたのは「スピリチュアル的要素を言葉で盛り込まない理由はね (其の壱)」で書き殴ったように、小学校の低学年の頃でした。

当時は、単に初めて知る世界に好奇心でいっぱいで、それから「スピリチュアル的要素を言葉で盛り込まない理由はね (其の弐)」で吐露したように、小学校の中学年ぐらいにはそういう雑誌を買い漁るようになり、様々なジャンルの占いを知っていきました。

タロットカードも買って、色んなことを占っていたりもしていました。

いわゆる、スピリチュアルどっぷり期でパワーストーンもよく買っていたし(昔みたいな変な憧れはないけど石は今でも好きです)、日常とは違う世界に浸っていました。(ていうか、特別なことではなく、その世界も現実の一部分なんですけどね)

そして中学、高校はロクでもなかったのでそういう世界からちょっと離れていて、高卒で社会人になり、20代半ばの頃にめちゃめちゃスピリチュアル&オカルト好きのお姉さんと職場で仲良くなって、自分の中のスピ心にまた火が点いた時期がありました。

そのお姉さんがまた面白くて、4〜5歳ぐらい年上だったのかな?と思います。
サイババ(若い方は知らないかな?)に感化されてインドに旅行した経験がある人で、「インドはガンジス川でみんなが沐浴してる横を遺体が流れていく。横には排泄してる人もいるし、瞑想してる人もいるしカオスすぎてカルチャーショックを受けた」という話をしていたのがとても印象的でした。

インドでは、ガンジス川は神聖な川とされていて、「水葬」というのが毎日行われているそうです。(多分今もだよね?)

「水葬」というのは、通常は川岸で遺体を燃やしその灰を川に流し、子供や妊婦、または事故死の場合はそのまま遺体を川に流す、という弔い方なのですが、その殆どはガンジス川で行われています。
なんと、1日100体以上の遺体が運び込まれてくるんですって。

中学生ぐらいからエジプトとインドに執拗な憧れを持っていたので、「なんやその世界…!」ともうと更にインドに興味津々になり、そのお姉さんの話に釘付けでした。

で、「サイババって誰なんです?」という話に移っていくわけですが、その時に物質化現象の話を聞いて、もちろんそこにも興味をそそられるわけです。
サイババの説明を一通り聞いた後に、更にお姉さんはこう続けました。

「インドに”アガスティアの葉”っていうのがあってね、葉って言っても札みたいなやつなんだけど、それには自分の氏名と生年月日、誰と誰の間の子かっていう確認のための両親の名前、0歳からの出来事や誰と結婚するか、子供はいるか、どんな人生を送るのか、そして自分の最期はどうなるか、亡くなる日まで載っているんだよ。しかもそこに辿り着ける人の札しか保管されてないんだって!」

と、教えられたのです。
「そんなことが書かれてるものがこの世にあるのか!!しかも何故インドに!?」
って驚きと疑問が同居していました。

「なんかわからないけど、インドにはそういうのがあるんだよ。私は店の場所が分からなくて見つけられなかったけど。まだタイミングじゃなかったのかな…」

続けて、

「興味があるなら、青山圭秀(あおやま まさひで)って人が書いてる『アガスティアの葉』を読むといいよ。基本的に彼の珍道中みたいな内容なんだけど(失礼、笑)、続きものも含めて全部で7冊あるの。『アガスティアの葉』の次は『〇〇』を読んで、その次が『〇〇』で…」

と、教えられた順番で青山圭秀さんの本を全部読み、こんな世界あるのかと本の中でさえカルチャーショックを覚えました。
(そのお姉さんから教えられた「神との対話」というニール・ドナルド・ウォルシュさんの本も当時の私にとっては面白味のある一冊でした)

普段からそのお姉さんとはよく話していたし、プライベートで飲みに行ったり家を行き来したり、よく行動を共にしていました。

またいつものスピリチュアル話の中で、今度は、

”アセンション”って知ってる?次元上昇のことを言うんだけど、魂レベルが上がる人と下がる人に振り分けられるんだって。その期日が2012年12月21日らしい。どうしてその日かって、高度文明のマヤ文明のカレンダー、マヤ暦がその日までしか作られていなくて、これはその日に世界滅亡するからなんだって。でも、アセンションする方に振り分けられた人は別の次元に移行するから、そっちに入ってれば大丈夫らしい」

これ、今から約20年前の話です。

近年スピリチュアルに興味を持ち始めた方にとっては「アセンション」って聞くと「ちゃんと次元移行しなきゃ!!」とか盛り上がる話かもしれないですが、もう20年前からこの言葉があるんですよ(笑)

夏至とかがくる度にスピリチュアリスト的な人が、「今日から世界が2極化します!」「今日から気が変わります!」とか様々言われるけど、20年間、居場所も言うことも変わってないんですよ(笑)
次元が変わるなら「今日から2極化します!」って言ってる人はこっちの世界から居なくなるハズなんですが…

また、本来のアセンションは上記の、マヤ暦が発端で、今伝えられているアセンションの話は本軸からズレたものになっています。

そしてそのお姉さんと2012年12月21日を待ってみたけど、その日は普通に過ぎていきました…(笑)

マヤ暦の終焉を謳っていた一部の人たちは、その後「2012年じゃない、2013年の夏至だ!」って言い始めました。
(これはリアルタイムでそういう記事を読んだりしてたので私の捏造ではないです笑)

当然、2013年も何も起きず穏やかに過ぎ、その度に「夏至じゃなくて冬至だわ」、「あ、やっぱ来年の夏至にアセンションするから振り落とされないように気をつけて!」「冬至から流れが変わります」というようにズレズレな”予言”がされるようになり(笑)、今ではアセンションと夏至・冬至の話が分かれて、毎年「今日(夏至)から気が変わります!」とかいう話が出てくるわけです。

ある意味、アセンションと夏至・冬至が分かれて二極化(笑)

もう一度言いますが、アセンションの言葉が生まれたのは20年前です。
この頃に「トカゲ野郎(レプティリアン)が地球に来ていて人間を乗っ取り侵略してる!」とかって話も出てきて、それから20年経ってるけどあまり侵略できてない感じとかちょっと本当に文明の進んだ方ですか?って感じですが(笑)
人間を乗っ取れるぐらいできるなら、もっともっと世の中が違っていても不思議じゃないんだけど。

2回言いますが、これって元は20年前の話です。

なので、最近そのフレーズを知った方は、「何それヤバイ!怖い!」ってなってるかもしれませんが、アセンションとかレプティリアンとかって私にとっては今更感しかないんです。

ていうか、懐かしい…(笑)

そして、これらに恐怖を懐いてる方がいますが、アセンションしてようがしてまいが、私たちは普通に毎日ご飯を食べ、仕事をして、寝てを繰り返してるだけだし、レプティリアンが某国の女王に入り込んでるって言う人もいますが(これも古いな)、それがどうかしたの?ってぐらい世間の人々は普通に生活して快楽を得たり、恋人との会話を楽しんだりしてるわけです。

言うてる張本人たちも、普通に眠れる家があって、飢えることなくご飯を食べて、家賃や生活費を支払うルーティンを毎月こなし、しょーもないTV番組を見て、普通に暮らしてるわけです。

スピリチュアル関連のそういう話って結局そんなもんです。

…とかって書くと「そんなことを言う人はレプティリアンとか悪い宇宙人とか悪い霊的な奴に乗っ取られてる人間だ!」ていう認定を勝手にいただくことがあるようです(笑)
認定証とかちゃんとくれるのかな?(笑)

アセンションがどうの、レプティリアンがどうの、この世界は仮想現実だ、パラレルワールドがある、引き寄せの法則、他にもたくさんありますが、その手のネタは私が知ってる上でも20年も前からあり、ずーっとアップデートされてないんです。(聞き飽きたぐらい)

それが現実でもそうじゃなくてもどちらでもよくて、一つ言えるのは、何がどうであっても太陽が東から昇って西に沈むサイクルを行ってるうちは、何だかんだ言いつつも毎日毎日生きる営みをしていかなければならない、というとこです。

アセンションしましょう!なんて言ってる人も、結局は毎日仕事をして毎月収入を得て支払いをし、「あの人苦手だわ〜」とか言いながら時には時間に追われ、そんな中で一年一年時を重ねてく…というサイクルから抜け出せていないよね、と。
優劣もなく、立ち位置は同じ。

ちょっと遠回りしましたが、なぜこんなことを先に書いたのかというと、まず、世の中の事の殆どは不確とデタラメの中にある(悪い意味とかではなく)、ということをお伝えしたく。

そして、私が扱ってた占いはマヤ暦でした、という理由から。

その上で、何を自分にとっての真実とするか、そしてその不確かな中で未来を知りたいという欲望についての人の心の動き、それを伝える側の心境というのを次の記事で書いてみたいと思います。
(サラッと終われない〜〜!笑)

<其の弐へ続く>



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