史跡巡り

開陽丸① 〜北海道檜山郡〜



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2022年4月のGW直前、道南の江差町松前町へ行ってきました。

目的は松前城の桜!

函館市は何度か行っていて、一応お城の仲間ではある五稜郭神社巡りもしていますが、松前町へはまだ行ったことがないし、道内で唯一城らしき城(こんな風に行ったらお叱り受けそう、笑)の松前城へも訪れたことがないので、桜のお花見がてら…いや、城がてら…?まぁどっちが先でもいいけど、とにかく松前町へ出陣することにしました。

で!ですね、どうせなら予てから行きたいと思っていた、北海道最古の神社と言われる姥神大神宮(うばがみだいじんぐう)へも寄りたい!いや、是が非でも寄ろう!ということで、松前町よりも車で1時間ほど手前にある江差町へも寄ることに。

何しろ江差町は、戊辰戦争で散華した幕末の志士新撰組の鬼の副長・土方歳三にゆかりの深い地ですからね〜、たまたまこの直前に司馬遼太郎の『燃えよ剣』(土方歳三が主役の歴史小説ね)を完読して、しかもそのテンションのまま岡田准一さんが土方役の映画『燃えよ剣』を観たばかりだったので、楽しみを通り越して吐き気がするぐらいでした(笑)

その江差町で1泊し、翌日松前町へ行き、そのまま帰路、という予定。
札幌を朝に出て4時間半ほどかけて江差町へ。翌日は早朝に姥神大神宮やその他史跡を巡って松前町へ移動。そんで松前城松前城の桜を見て帰路へ着く、というまあまあな弾丸旅行で弾丸プラン(仮)。

つーことで、しのごの言わずまずは行ってみようぜぃ!という、いつものぶっつけ本番的なノリでGO。

いーのいーの、旅はこれぐらいファジーな方が。
人生と同じで、全て未来の道筋を決め切ってしまっては面白くない!(持論)

札幌を発って国道230号線をひた走り、”揚げいも”で有名な中山峠を抜け、北の霊峰・羊蹄山(ようていざん)を横目に見て、更にその先の洞爺湖も横目に見て、洞爺湖町の海に出たら内浦湾をまた横目に見て、八雲町から内陸を日本海側へ向かって横に突っ切って(ここは横目に見ない)、そこから海岸沿いを南下すれば江差町に到着。
横目に見過ぎた。

途中、ご飯を食べたりコンビニに寄ったりしながらで、着いたのは14時を過ぎていたかな?

早速目的の場所へ!

開陽丸」(バーン!)

わかりやすい!

幕末好きな方はきっとご存知かと思いますが、「開陽丸」とは船の名前です。
何の船かというと、江戸末期の幕府海軍の新鋭軍艦で、戊辰戦争の際に榎本武揚(えのもとたけあき)が艦隊を引っ提げて仙台で土方歳三大鳥圭介をピックアップしつつ、北海道(蝦夷地)に上陸した船です。

この建物は道の駅でもあり、この港で沈んでしまった開陽丸から引き上げた物品なども展示されてる施設になっています。(尚、正式名称は「開陽丸青少年センター」)

外には開陽丸に搭載していた大砲の砲身が展示されていました。
もちろん海底から引き上げた本物!

12ポンドカノン(キャノン)砲に、

18サンチ(センチ)クルップ砲に、

9インチダルグレン(ダールグレン)砲の3種。

大砲マニアではないので、それぞれの仰角がどうで射程距離がどうで…てのは説明できかねますが、開陽丸が実戦で使用したものをこうして見れるのって貴重ですね!

建物の中に入って一番最初に目に付くのが、こちらの開陽丸の模型です。

オランダ製で木造の帆船。
かっこいい…(*´ω`*)

この「開陽丸」という名前は、”夜明け前”をイメージして名付けられました。
日本の国情を意識して、ということのようです。

それで思い出すのが、同じ幕末で相対する立場にあった坂本龍馬のセリフ、「日本の夜明けぜよ!」
…ですが、実はこれは坂本龍馬は言っていなくて、『鞍馬天狗』という幕末が舞台の時代劇中で鞍馬天狗が言ったセリフだとなっていて、「日本の夜明けは近いぞ」と作中の少年に発するセリフ…というのもこれまた間違いで、実は笑点でお馴染、林家木久扇師匠の創作だ、ということだそうです…え、そうなん?木久扇師匠発信だったん?木久ちゃんの?(笑)

ただ、実際、私の方で『鞍馬天狗』の中で言っていないことを確認してないので、”だそうです”に留めておくことにします(笑)

いずれにしても坂本龍馬のセリフではないのは確かですね。

開陽丸の艦首と艦尾につけられている徳川家の「三つ葉葵」

…のはずだけど、なんか違う…

これ葵じゃない!ハートやんけ!!

これは開陽丸を建造する際に、徳川家の家紋「三つ葉葵」のデザインをオランダ側に渡していたのに、仕上がってみたらハート型を3つ並べたデザインになっていた…ということです。
この時代、ヨーロッパではハート型がよく使われていたため(ほんとかな?)、誤認してオランダ側の製作者がハート型で作ってしまった、という話なんですが…

いや、観察眼なさ過ぎやろっ!(笑)
葉脈とかあるしちゃんと見ろい!(笑)

徳川家 家紋

まぁ葵の葉の輪郭はハート型っちゃあハート型だけどもね、葉脈を再現せずにツルンってしちゃうのは手抜きでしょうよ!(笑)

でも、そんな失敗談も今の時代になるとちょっとしたネタになるから結果オーライ。

せっかく撮ったパネルも光の反射でよく見えませんが、私が訪れたのは右の「江差観光コース案内」のパネルでいうと、

開陽丸記念館
旧中村家住宅
旧檜山爾志郡役所/江差郷土資料館
旧関川家別荘

この他に、江差町会所会館へ行ったけど閉まっていて入れず、最後は姥神大神宮へ。

下の写真は、海底から引き上げられた英式ミニーエ銃弾。
開陽丸に積まれていたもののほんの一部。

ボタンも。
海底からこれを一つ一つ見つけ出すもの一苦労だったでしょうね。

乗船していた誰がか履いていた革靴。
土方さんが履いてるのと似たデザインですね。

持ち主はどんな方だったんだろう…

ピストルもたくさん積まれていたようです。

展示してあるだけでもかなりの量ですが、これもまた一部でしょうね。

この多くは実際には使われずに終わったのでしょうか…

建物を西の出口から脱出すると…

なんだこの大きくて長い棒は!?

これは開陽丸の船の部品、シャフトでした。
(船の)シャフトとは、動力をスクリューに伝達させるための回転軸のことです。

開陽丸は木造の帆船。
その船体の一部も海底から引き上げられ、展示されていました。

さて、この日の目的は、だ…

これに乗り込みに来たのだ!!

開 陽 丸 !!

続きは次回〜♪



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