白石神社

北海道

76. 白石神社(しろいしじんじゃ) 〜北海道札幌市〜

今回は確か掲載してたハズ…
と思ってたら掲載してなかった、我が地元の神社を紹介します!(笑)

私は札幌生まれ、札幌育ち。
白石区という区がありまして、生まれた病院は隣の区の厚別区ですが住んでたのはずっと白石区。
学生の頃に一度引っ越しをしていますが、同じ白石区内でした。
今は中央区に住んでいますが、今回ご紹介する白石神社は私が赤ちゃんの頃からずっと近くで成長を見守ってくれていた神社でもあります。(愛着めっちゃある)

とはいえ、一度、北海道の空の玄関口である千歳市に住んだことがあります。
が、色々あって2か月ぐらいで札幌に戻ってきました(笑)
なのでほぼほぼ札幌以外で暮らしたことはないです。

あ!
因みに千歳へ行ったのは離婚とかではないです。

あ!
でも当時お付き合いしてた方と色々あって千歳市に引っ越ししたものの、色々あってお別れしてそうなったので離婚とそんなに変わらないか(笑)

あ!
でも別に結婚目的とか婚約してたとかは一切なかったんだけど…

いや、そんな私のしょーもない昔話はどうでもいいわ。

因みに、私が生まれた厚別区の病院は大谷地という街にありましたので、私の産土神社(うぶすなじんじゃ)大谷地神社であります。
こちらの神社もなかなか良い雰囲気で、オギャー!っとこの世に生を賜った瞬間を見届けてくれた神様にたまにご挨拶に行きます。
こんな大きくなったでー言うて。

ついでに説明すると、産土神社というのはその人が生まれた時に見守ってくれた(近くにあった)神社のことを指します。
産土神(うぶすなしん)とか言ったりもしますが、八百万の神の一柱(神様を数える単位は”人”ではなく”柱(はしら)”といいます)の名前ではなく、自分が生まれた地域の神社の神様の呼称みたいなものです。

あなたの産土神社はどこですか?(^-^)
たまの里帰りをしたら神様も喜んでくれると思いますよ♪

よく、「産土神という名前の神様がいる」と勘違いされる場合があるので訳注を入れておきましたよ、っと。

(御朱印はコチラ↓)

『白石神社(しろいしじんじゃ)』

所在地  北海道札幌市白石区本通14丁目北1-12
御祭神  神倭磐余毘古尊(かんやまといわれひこのみこと=神武天皇)
社格   旧村社
例祭日  9月11日前後
鳥居   靖国鳥居
社殿様式 神明造

【由緒】
明治5年3月白石村百番地を社地と定め、札幌神社が円山に移転したあと其の旧社殿を此の所に移築して社殿となし、開拓使岩村通俊が橿原神宮より御分霊を奉戴して白石村守護産土神とし属官高橋渉を別当とし奉祀したことに始まる。

この神社ね、由緒を調べた時に「おお!」と思ったんですが、現在、札幌市中央区に御鎮座してる北海道神宮が元々あった場所なんです。

これはどういうことかと言うと、神社を建立する時って風水を用いたり、所謂色々わかる人がその土地を見て「ここがベスポジ!」って見立てたところに建立するんです。 

北海道神宮というのはその名の通り、北海道を代表する神社、北海道一之宮です。
一之宮(いちのみや)」というのはその地域の中で最も社格が高いとされる神社を指します。

また、「神宮」という呼称にも意味があって、単に「神宮」といえば、伊勢神宮を示す正式名称ではありますが、同時に「○○神宮」という社号を使えるのは特定の神社に限られていて、これも社格の高さを表しています。

特定の神社というのは、皇祖(皇室の祖とされる神)をお祀りしていたり、天皇をお祀りしていたりする神社です。

北海道神宮は明治天皇がお祀りされています。
なので「神宮」という社号を頂いてるというわけです。

一例として、「神宮」が付く神社で皇祖をお祀りするのは霧島神宮や鹿児島神宮、また天皇をお祀りする平安神宮や明治神宮などがあります。
この他、石上神宮や鹿島神宮・香取神宮などもありますね。

そして、次に白石神社の注目すべきところは御祭神です!

こちらの神社の御祭神は、なんと…

神倭磐余毘古尊(かんやまといわれひこのみこと)
神倭磐余毘古尊とは初代天皇である神武天皇(じんむてんのう)のことです!!

ヤバくない!?それヤバくない!?
初代ってヤバくない!?

って一人で大興奮な事案なわけですが、だってカッコ良いでしょ?(笑)
初代って言ったらパイオニアですよ!?
「はい、じゃあ今から私、”天皇”っていう存在になります!天皇制スタート!!」
って言い出した人ですよ!?
そこから今の126代天皇に続いてるんですよ!?
ヤバくない!?

…そうでもない?

実は今年、奈良へ行く予定を立てていました。
奈良では行きたい神社仏閣があり過ぎて体と時間が足りないぐらいですが、絶対に橿原神宮だけは外せない!!っと思っているのです!
(新型コロナウイルスの影響で一度は断念しましたが、どうかな…行けそうな状況なら行きたいです)

橿原神宮は約2,600年前に神武天皇が創建されたものです。
日本の歴史と文化の発祥の地、また日本の原点ともいえるところです…
あ〜行きたい。

そんな神武天皇がお祀りされている神社が自分の地元にあると言うのが、神武天皇贔屓な私としてはとても嬉しいのです!(笑)

いつも通り前説が長いですが、いよいよ外観をお見せしましょう。

ちょっと曲がってますね(笑)
この手前の道路が結構車通りが多くてサッと撮ってサッと引かないと危なくて…(言い訳)

鳥居をくぐるとこんな感じです。

さっきのとあまり変わらない風景ですね(笑)
あ、狛犬さんを写してなかった!!(´⊙ω⊙`)
やらかした〜…
後日撮ってきて追記します(._.)

で、参拝にいらっしゃった方はこの拝殿で手を合わせてサッと帰ってしまう方が多いんですが、ちょっと待てぃ!

白石神社の3つ目の注目すべきところは、「神寄谷(かみよりだに)」です!
ここに寄らずに拝殿で参拝だけして帰るなんても〜考えられない!
ほんといい加減にして!

地元の方でもこの存在を知らない方がいて本当に勿体ないなと思うんですが、ぜひ寄っていただきたい!

神寄谷は境内の右手側にある階段を降りたスペース一帯のことで、ここには摂社・末社合わせて4基あります。
ここだけ窪地になっていて本当に谷のような感じです。
市街地なんだけど。

見てコレ!↓

神寄谷

階段を降りる途中の景色です。

神寄谷って、まず名前が良くてワクワクしちゃうんですが、白石神社の周囲は普通に車通りも多く、隣に病院があったりスーパーがあったりするんですが、ここへ降りた瞬間にまるで別世界!

上の写真の右側には白石竜宮神社(しろいしりゅうぐうじんじゃ)があり、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)がお祀りされています。

その白石竜宮神社の前から霊泉(湧水)が出ていて、その湧水が作った大きな池がに鯉が泳いでいたりします。
池の中央に浮島もあります。

この霊泉は以前は飲むことができたんですが、隣に大きめの病院ができてから水質が悪くなってしまい、今では飲用禁止なっています。(残念)

でもね?
考えてみてください。
札幌の市街地で湧水が出てるんですよ。
それって凄くないですか?
しかも病院ができる前までは普通に飲めたって、これ結構最近の話なので、どれだけ札幌という街が自然豊かで恵まれた街なのかってことなんですよ。

それでその霊泉が出てるとこは写真に収めてないんですけどね。(ないんかい)
何しろ撮影したのはかなり前でね…(はい、言い訳です)

上の写真で真ん中あたりに見えるお社が白石竜宮神社、その左隣の鳥居があるお社が京都の伏見稲荷大社より御分霊賜った白石伏見稲荷神社、一番左に見えるのが白石天神社です。

池に橋が架かってたりしてちょっと風情のある景色じゃないですか?

白石竜宮神社
白石伏見稲荷神社

札幌には中央区の山の方、伏見という地区にこちらも京都の伏見稲荷大社からの御分霊、札幌伏見稲荷神社という神社もあるので、市内に伏見稲荷神社が2つあることになります。
幾つあってもいいよねー♪

白石天神社のアップの写真は撮り忘れました(笑)

下の写真は白石弁天神社です。

白石弁天神社

この橋も池に架かっているんですが、橋がアミアミなのでヒールでの参拝は気をつけてください(笑)

階段の中腹から白石弁天神社の方面を撮るとこんな感じ。
浮島があって、木に隠れてるけどその奥にお社があるのがわかりますか?
その左側の赤いのが先ほどの橋です。

浮島に灯籠もあったりしてなかなか良いでしょう?(^-^)

例大祭や年末年始には、夜にこの神寄谷もライトアップされて幻想的な雰囲気になります。

紅葉の時期もまたいいですよ♪

この神寄谷には白石竜宮神社と白石伏見稲荷神社の間に洞窟みたいな部分があって、その奥に不動明王がいたり、白石伏見稲荷神社の裏側にあたるところにも白蛇さんが祀られていたりしています。
神仏習合の名残ですかね。

最後に、道外の方にはちょっとつまらない話かもしれませんが、こちらの石碑をご紹介して終わりにします。

本殿の右横から神寄谷とは逆の、本殿の裏側へ向かう道があるんですが、そこに石碑が幾つかあります。
写真は右が「白石開村碑」、左が「開村五十年記念牌」と書かれています。

ご存知の方もいるかもしれませんが、北海道は「北海道」となってからまだ約152年しか経っていません。

1868年に明治維新が成立し北海道開拓使が設置され、蝦夷の地が「北海道」と命名されました。
この開拓使により北海道のインフラは整えられていき、現在に繋がるわけですが、それ以前は新撰組のドンパチ(戊辰戦争)があったりもっと前はアイヌ文化が栄えていました。

札幌市白石区の歴史は、戊辰戦争で敗れた仙台藩の白石城主、片倉小十郎の家臣の人々が移住したことに始まります。(白石城は現在の宮城県白石市に位置)
明治4年(1871年)のことです。
当時の判官様(開拓使の偉い人の役職名)が、冬の寒さに耐えながら自分たちの住まいを短期間で完成させたりという彼らの働きぶりに関心をして、彼らの故郷での名前である「白石」を取って「白石村」と命名したのが白石区の由来です。

また、片倉小十郎の「小十郎」の名は、江戸時代の代々の当主が初代の片倉小十郎にならって同名を名乗り通称となっていた名前です。
この片倉氏の先祖は長ーーーーーく伊達氏に使えてきた家柄です。

初代の片倉小十郎は景綱
戦国武将好きな方はご存知かもしれませんが、片倉景綱は、戦国時代から江戸時代前期にかけての武将で、みなさんご存知の独眼竜政宗の異名を持つ伊達政宗の家臣で近習、のち軍師的役割を務めたとされる人物です。

そんなカッコいい武将の末裔が寒さの厳しい北海道で一つの歴史を作り上げたんですね。

明治維新がなければ私が育った街もなかったか、または違う別の街になっていたかもしれないんですよね。
たまたま北海道札幌市に生まれ落ちたわけですが、遡っていくと色んな歴史と偶然の上に自分は立っているんだなぁと不思議な気持ちになりました。

歴史を刻んだ石碑を見る度に、当たり前なんだけど歴史って途方もない昔から今をこの場所で生きてる自分に繋がっているんだ…と、実感するのでした。



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