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87. 大神神社(おおみわじんじゃ) 其の壱 〜奈良県桜井市〜



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奈良行脚二日目。

前日は、奈良を訪れた暁にはどうしても行きたかった東大寺の二月堂を堪能し、翌日は早起きして、こちらも念願の日本最古の神社、大神神社へ!
早起きといっても、なんだかんだしてJR三輪駅に着いたのは9:30pmを回ってました。そんなに早くない。

JR三輪駅

この辺りは大神神社御神体である三輪山のお膝元。
素朴さがある町並みに、なんだかホッとするような気持ちと、2年越しでやっと大神神社に来れた〜!という歓喜といっても大袈裟ではない感情で心がいっぱいになりました。(盛りすぎかな)

駅を降りたらすぐ北(地図上で上方面)へ向かい、その後に左折すれば最短距離で大神神社へたどり着けますが、そのルートだと大鳥居をくぐることができないんです。

やっぱりここまで来たならしっかり大鳥居をくぐり、参道を歩き、端から端まで堪能したい!ということで、敢えての大外回りを選択。

そらぁそうでしょうよ!

ということで、大神神社を背にして国道169号線へ向かって歩き始めました。

今思えば、ここで体力を消費すべきではなかったかもしれない…(その理由は後で判明します)

三輪停車場線

「三輪停車場線」という道をひたすら道なりに歩きます。

この道がなんとも良い雰囲気を醸し出してるんですよ〜。
あの商店街によくあるような花の形のヒラヒラ(名前わからん)が電柱に飾り付けられてるところとか!
なんていうか、レトロな感じがたまらない。

ちょっとした買い物でもしようかな?と思ったけど、時間的に微妙で、空いてるお店は殆どありませんでした。

国道169号線に出たら右折。
そこから少しだけ道沿いに歩いて…

と、ここでどうしても気になる建物があったので激写したんですが…

薄くない!?建物薄くない!?
台風とかで倒れない!?

って勝手に凄い気になったんですが、まぁ倒れることはないでしょうね。

この建物は三輪そうめん屋さんで「池側」さんというお店です。
奈良の名産の三輪そうめんは絶対に食べよう!そしてお土産で買って帰ろう!と思っていたので一瞬ここで仕入れようかと思ったんですが、これから三輪山登拝もさせていただこうと思っていたし、まだ数日は滞在するから買うのは後でもいいかな?と思いスルー。

だけどこういう、いかにもその道一筋!といった雰囲気を醸し出してるお店は絶対にハズレは引かないんですよね〜。

次回はここで買おう!
(でもネットでも買えるようです)

…と、その前に、大神神社の説明を入れないと…

『大神神社(おおみわじんじゃ)』

所在地  奈良県桜井市三輪1422
御祭神  大物主大神(おおものぬしのおおかみ)
配神   大己貴神(おおなむちのかみ)
     少彦名神(すくなひこなのかみ)
社格   大和国一之宮・旧官幣大社
例祭日  4月9日、10月24日
鳥居   神明鳥居
社殿様式 なし

【由緒】
当社の創祀に関わる伝承が『古事記』や『日本書紀』の神話に記されています。『古事記』によれば、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の前に現れ、国造りを成就させる為に「吾をば倭の青垣、東の山の上にいつきまつれ」と三輪山に祀られることを望んだとあります。
また『日本書紀』でも同様の伝承が語られ、二神の問答で大物主大神は大国主神の「幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)」であると名乗られたとあります。そして『古事記』同様に三輪山に静まることを望まれました。この伝承では大物主大神は大国主神の別の御魂として顕現され、三輪山に鎮まられたということです。
このように記紀の神話に創祀の伝承が明瞭に記されていることは貴重なことで、当社が神代に始まった古社中の古社と認識されており、ご祭神の神格が如何に高かったかを物語っていると言えます。
そして、ご祭神がお山に静まるために、当社は古来本殿を設けずに直接に三輪山に祈りを捧げるという、神社の社殿が成立する以前の原初の神祀りの様を今に伝えており、その祭祀の姿ゆえに我が国最古の神社と呼ばれています。

「大神」と書いて「おおみわ」と読むように、古くから神様の中の大神様として尊ばれ、第十代崇神天皇の時代には国造り神、国家の守護神として篤く祀られました。平安時代に至っても大神祭(おおみわのまつり)、鎮花祭(はなしずめのまつり)、三枝祭(さいくさのまつり)が朝廷のお祭りとして絶えることなく斉行され、神階は貞観元年(859)に最高位の正一位となりました。延喜式の官幣大社で、のちに大和一之宮となり、二十二社の一社にも列なるなど最高の待遇に預かりました。
中世には神宮寺であった大御輪寺や平等寺を中心に三輪流神道が広まり、広く全国に普及し人々に強い影響を及ぼしました。近世にも入ると幕府により社領が安堵されて三輪山は格別の保護を受け、明治時代にはその由緒によって官幣大社となりました。現在も国造りの神様、生活全般の守護神として全国からの参拝があり、信仰篤い人々に支えられて社頭は賑わっています。

由緒にあるように、大神神社最古といわれる神社です。
一般の神社であれば、社殿があってその中に神様をお祀りしていますが、大神神社の場合は社殿はなく、三輪山そのものが神様が鎮まる御神体とされています。

現在は拝殿はあるものの、このお山に向かって手を合わせる、というスタイルは、”あらゆる自然現象の中には人智を超えた偉大な力があり、そこに神が宿っている”という古代信仰(自然信仰)そのもの。
太古のありのままの姿が今も息づいています。

最近の研究で、縄文時代当時の縄文人がどんな生活をしていたのかが、遺跡などから様々わかってきています。
縄文人は自然に畏怖の念を抱き、感謝をささげ、生活を営んできました。
また祭壇で祭祀が執り行われていたこともわかっていて、古代日本の縄文人の自然信仰が、現在の神社の存在とその神々(信仰対象)、そして私達の習慣へと繋がることは容易に想像できます。

学校の歴史の授業では縄文時代についてそれほど詳しくやらないことがとても勿体無いな〜と感じています。
小ネタですが、最近、日本で1万6000年前頃の世界最古である土器が発見されました。
つまり、その時代から火を使い土器を作るなどしてこの日本で生活をしていた、ということ。
少なくとも縄文時代の人々は、自然に祈りを捧げながら過ごし、その営みを軽〜く1万年以上も続けてきたことは確かです。(紀元前10世紀ころまで続く)
ついでに、3万8000年前の磨製石器も近年日本から出土しました。もちろん、これも世界最古です。

石器も土器も世界最古
凄くないですか?ジャパン。

世界四大文明よりもずっと古い時代に、既に縄文人はこの日本で生活し、文明を築いていたのです!
本当にここをもっと歴史の授業でやって欲しい!懇願!

日本ってなかなか奥深いんですよ。

…で、JR三輪駅から国道169号線までテクテクしたら右折、そして薄い建物の池側さんのところをまた右折!
すると正面にドーーン!!
大鳥居が現れました!
この先から大神神社の参道になります。

大鳥居(一の鳥居)

後方の山が大神神社御神体である三輪山です。

近くで撮ってもイマイチ大きさが伝わらない。
やっぱりタバコ買って横に置いた方がいいですかね?

参道から振り返った風景

向こうのとんがった屋根をもつ建物は芝運動公園総合体育館。

結構長い参道です。

大神神社への参拝者用の駐車場がとても広くて、普段の参拝者が如何に多いかが伺えます。

この参道はの名称は「三輪山線」といいます。

二の鳥居までやってきました!

二の鳥居

三輪山線はここで行き止まり。
T字路になっていて、左右に路地が走ります。

社号票

この下の看板を見た瞬間にちょっと足が震えました。

「こ、これは…」

「…山中に散りばめられた摂社と末社がこんなに??三輪山に登拝して降りてきて…私これ、全部回れんの??いける??いけんの??」

正直言って、摂社と末社がこんなにあると思いませんでした…
一体どれぐらいの時間を要するんでしょうか…

摂社・末社オールスター。

上のイラストで見るとギュッとしてそうだけど、こうひとつひとつ書かれるとそのボリューム感に押しつぶされそうになりました…

全部こなせるのだろうか…
登拝もしなきゃだし…

いや、別にノルマとかないんですけど。
しんどかったら帰ればいいだけなんですけど。

車祓い所

とりあえず、行けるとこまで行こう!
まずは登拝だ!…と二の鳥居をくぐり其の先へ。

社額

先程までの参道とは打って変わって、青々とした葉が繁るアーチが続いていきます。

やはり緑が多いと落ち着きますね。
香りも良い(*´꒳`*)

ちょっとですね、大神神社は長丁場になるので(あの摂社・末社の数を見たでしょ!?)、ここで分割して続きは其の二でまた書きます。
…何回に分ければいいか分からないぐらい、最古の神社ハンパないです(ボリュームが)。

あ、そうそう、この日も雨の予報だったのに一粒も降らなかったんですよ。
やっぱり私こそが松岡修造なんじゃないかな?



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