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問題。これは何でしょう?

正解はわたあめでした!
愛媛2日目の朝、道後温泉近辺の道後商店街をぶらぶら歩いて開店したてのお店に入ったところ、お店の方がやってきて「良かったらこれどうぞ。いつも朝にわたあめの機械の試運転をしてて…」と。
捨ててしまうだけだから勿体無いし、「えっ、いいんですかぁ!?☆」とありがたく頂戴しました。
そのお店の脇道にこんなエモい天井の通路があったのでパチリ。
こういうのなんか好きで。(なぜか提灯に惹かれる)

早朝すぎて開店してるお店はそれほどなかったのですが、途中ポツポツ開いてるお店でちゃっかり畳草履だけは仕入れて車で履き替え、ペタペタと足音を立てながら散策と物色を続行。(今年の夏も札幌で履き続けて重宝してる)

おっ、なんだかハイカラなお店。
と思ったら蛇口みかんジュースもありました!

実は蛇口みかんジュースは別のお店で昨夜いただいたいので、今日は遠慮しとこうかな。
道後温泉駅付近まで歩いてきて、「坊ちゃんカラクリ時計」という大きなカラクリ時計に遭遇。

そうです、「坊ちゃん」といえば夏目漱石の小説です。
「坊ちゃん」は愛媛の松山が舞台の小説で、漱石の同僚をモデルにした物語になっています。
意外と知られていないのが、この松山が排出した超メジャーな俳人、正岡子規と夏目漱石が親友であったということ。
東京大学時代に同級生として出会い、以降は大の仲良しで、漱石も一時期は正岡子規と共にこの街で過ごしていました。
司馬遼太郎著「坂の上の雲」でもその2人が登場し、奔放な子規とそれに乗っかって楽しむ漱石の姿が描かれています。松山がこの2人を育んだのですね。
ちなみに、正岡子規はキレッキレな東郷平八郎率いる明治の日本海軍の参謀秋山真之(”秋山兄弟”の弟の方)とは幼馴染で、この2人の親しい関わり合いも「坂の上の雲」で伺い知ることができます。
歴史小説なので少しは創作も入ってると思いますが、読み応えがある小説ですのでぜひお薦めしておきます。
あ、漱石の話してたのにシバリョー推しのゴールにしちゃったゴメン漱石。

話を戻して、このカラクリ時計は30分おきに上演されるみたいです。(私は見てない)
で、この場所は「放生園(ほうじょうえん)」といって、1334年〜1336年(下記画像の”1326年”は1336年の誤り。漢数字に横一本引き忘れ!笑)に伊佐爾波神社を現在のところに移した際、境内の御手洗川を引いて「放生池」という池を作っていたのですが、今は埋め立てられてしまったのだそう。

松山藩主三代目の松平隠岐守定長が、現在の地で伊佐爾波神社の社殿の建て替えに着手したのはその約320年後。

誰か芸術家が作ったモニュメントとかかと思ったら足湯でした。
明治24年(1891)〜昭和29年(1954)に使われていた湯釜を再利用。
赤い和傘が良いですね。

足に傷を負った一羽の白鷺が、岩間から湧き出る温泉で傷を治しその後元気に飛び去った、という伝説が道後温泉の始まり。
鳥に効くなら人にも効くに違いない、と盛んに利用されるようになりました。

温泉に浸かってたらやっぱり一句詠みたくなっちゃうのが、正岡子規らを育んだこの松山の人達の性質なんでしょうか。

通りすがりの注連縄をつけられた大きな石。

手前には兎もいました。

お客様をお迎えしてる兎…

なんか仰々しい趣のある場所だなーと思ったら、ここは「ふなや」という老舗旅館の表玄関でした!
その奥にスタッフの方もおられたわ↓

「ふなや」さんは四つ星の老舗旅館。
夏目漱石や高浜虚子なども利用していたのだとか。

バーン!
第一目的地に到着!
そうです、私が朝からどこをウロウロしていたのかというと、前日も来た伊佐爾波神社でした!

なぜまたここへ来たのか?
というと、前日、授与所が閉まっていて頂そびれた御朱印をいただきに!
そのまま帰るのもなんか勿体無いし、色々巡るついでに寄れる時間もあったのでやっぱりいただきにあがりました。

なので、実は今回の記事は前回の続きなのでした。
タイトルに書いてあるからバレてると思うけど。

朝に見るとまた違った雰囲気の社殿。

楼門の朱色が青空に映えますね。

いやー、建築力士像(前回の記事参照)が見えそうで見えない!

唐破風にいるこれは何の鳥かな?と思ったらどうやら鷹のようです。
その下に、極彩色の雲の中を龍がうねうね飛んでいます。

よしよし、授与所も開いてるぞ。

これこれ!これをいただきたかったのです!

辰年(2024年時点)にあやかってか、さっき見た楼門の唐破風にある龍を模った切絵の御朱印!
期間限定での御朱印です。
ちなみに今年(2025年時点)は、本殿外陣南側の迦陵頻伽と呼ばれる彫刻をモチーフにした切絵御朱印になっています。

他にも伊佐爾波神社で神の使いとされる鳩の神璽印と楼門の切絵が施された御朱印と、ノーマル御朱印があります。
もちろん全ていただいてきました!

この日の一つ目の目的は達成!
次の現場へ移動します。
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