
神社・仏閣ランキング
ポチポチしていただけると喜びます
前回ご紹介した北海道札幌市にある多賀神社の御朱印を紹介します。
(記事はこちら↓)
多賀神社の御朱印は、札幌護国神社の授与所(社務所)でいただくことができます。
こちらでは書き置きに日付を入れていただく形です。
普通はそれを自分で御朱印帳に貼るのですが、宮司さんがその場で御朱印帳に貼ってくださいました♪
優しい(*´꒳`*)

御神紋は三つ柏の仲間だと思うんですが、葉と葉の間に実のようなものがついていますね。(宮司さんに由来を聞けばよかった)
竹と波が落ち着いた色彩で描かれていています。
お正月の門松にあるように(”門松”なのに竹の主張が強い!笑)、竹は古来より縁起物とされています。
冬の寒さにも負けることなく、青々と真っ直ぐに育つ竹は生命力や長寿の象徴とされてきました。
多賀神社には毎月限定の御朱印もあります。
私が訪れたのは3月でしたので、お雛様の絵柄でした♪

お雛様と、菊をひし餅に見立てた絵。
色味も春らしくて可愛いです♪
そして最後はこの御朱印。
山鼻神社。

その山鼻神社のお社は一体どこにあるのかというと、実はお隣、札幌護国神社の横にある「彰徳苑」にありました。
「彰徳苑」は、日本のために尊い命を捧げた英霊達を顕彰しお慰めするたくさんの慰霊碑がある一帯なのですが、そこに山鼻神社の小さな祠があります。

元は、札幌市中央区南30条西11丁目の藻岩山の麓に鎮座していたのを、平成2年9月3日にこの地に遷移し、山鼻神社の神様は多賀神社に合祀されました。
北海道へ開拓使が入ってきたのが約150年前ですが、その先発隊としてこの地に移り住んだ方が建立したのではないか、と推測されています。
山鼻神社の御朱印には菱形の御神紋の印が捺されています。
葉脈があるので恐らく柏の葉かな?
柏の木に葉守(はもり)の神が宿ると考えられており、皇居守衛の任に当たる兵衛・衛門の例えともされてるそう。
神社では柏の木を御神木としてるところも多いんですよね。
変わってるなー!と思ったのが、神璽印(朱印)。
この花形のような形はあまり見ない気がします。
基本的に四角、ごく稀に丸型。
なので、これはちょっと貴重かもしれません(*´∀`*)
中に描かれているもいわ山(藻岩山)は、札幌市内中心部からそれほど離れていない山で、現在はこの山頂から見る夜景が「新・三大夜景」に選ばれており、観光客にも人気のスポットとなっています。(登山もできます!標高531m)
頂上にある「THE JEWELS」というレストランがめちゃくちゃイイ!
お料理も美味しいし、札幌市が一望でき、サンセットも夜景も、もちろん日中もパノラマの景色を眺めながらお食事ができます。
札幌市で一番高いところにあるレストラン。
…ちょっと話が逸れました。
山鼻神社の御朱印にあるもう一つの絵のとよひら川(豊平川)は、札幌市の中心部を流れる大きな川です。
札幌市民でも知らない方が意外といるかもしれませんが、実は鮭が遡上する川なんです!
一時、遡上しなくなったことがあって、自治体によって環境改善などを行い、また鮭が戻ってきてくれるようになりました。
現在では毎年1000尾ほどが遡上し、自然産卵していることも確認されています。
日常生活のすぐ近くで、様々な生命の営みがあります。
そして、常に私たちはそういった生命の恵みによって生きていくことができている。
そのことを忘れずに過ごしていきたいですね。
このように、御朱印ひとつでたいぶ語れます(笑)
ただ参拝の証として御朱印をいただくだけではなく、隅々までじっくり見てみると新たな発見や、改めて感じることなどがあって、その神社やその地域、歴史への理解も深まるのでオススメです(^-^)
人気ブログランキング
ポチポチしていただけると喜びます
この記事へのコメントはありません。