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前回に引き続き石狩郡内の神社です。
当別神社に行った後、出発した時間が遅かった為に日暮れが迫っていたので帰りながら通り道付近にある神社に立ち寄ることにしました。
なかなか「ここ!」というのが見つからず、道道81号線を走って獅子内に入りました。
『獅子内神社(ししないじんじゃ)』
所在地 石狩郡当別町獅子内6429番地
御祭神 天照大御(あまてらすおおみかみ)
桓武天皇(かんむてんのう)
孝明天皇(こうめいてんのう)
社格 ?
例祭 4月14日(春祭)
9月9日(秋祭)
(9月15日に例祭をやっている記事がありましたので、お出掛けの際はご確認ください)
鳥居 靖国鳥居
社殿様式 神明造
【由緒】
当地域は、明治26年の入植に始まり、東に平安農場ありて郷里、京都の平安神宮の御分霊を祀り、西は京坂農場にして天照皇大神宮の御分霊を奉斎せり、同一地域に二社が鎮座し故に祭事も各社別個に行われた。
地域の一体化を望む有志相計り、二社合祀の話し合いが実を結び大正九年九月仮社殿を十八線の山の麓に後造営し合祀す、その後大正十五年四月十四日現在地に、竣成し春の大祭を斎行せり
更に平成四年 獅子内開期百年記念事業の一環として事業費千八百二万五千五百円で氏子の赤誠を以って奉賛し、御造営に着手
同年九月八日、遷座祭を氏子総出で奉仕し九月十三日開拓百年奉告祭を斎行せり
由緒を読んで、神社に詳しい方や京都にゆかりのある方は「お!」と思われたかと思いますが、この神社は天照大御神の他に、京都の平安神宮の御祭神である桓武天皇と孝明天皇がお祭りされています。
なぜここに!?と思いますが由緒から推測するに、この”獅子内”という地域の東には京都からの入植者があり平安神宮の御分霊をお祀りしていて、西には”京坂”とあるので京都と大阪からの入植者が天照大御神の御分霊をお祭りして、それぞれの農場を営んでいたけれど、この地域を一体化しましょう!という声が上がり、東西の神社を合祀した、ということですかね。
何にビックリしたって、北海道はご先祖様を辿ると3、4世代前は殆どが東北からの入植者の方に当たりますが、この獅子内という地域は関西からの入植者の方もいたということ!
北海道と京都や大阪、関西方面は縁遠いと思っていたので少し嬉しかったです。
もっとご先祖様を遡れば関わりは多方面にあると思いますが。
さて、一面畑のような道道81号線をひた走るとポツンと立ってる鳥居が目に入ります。
意外と長い参道の先に二の鳥居もあります。
背面の木々がお社の存在感を引き立てています。
小さいながらもしっかり作られたお社。
愛嬌のある狛犬さん達。
田舎道を走るとところどころに小さな神社があって、そういう神社にフラッと立ち寄るのも意外と好きな私です。
のんびりしていて(^-^)
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