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札幌の隣、石狩市(郡)方面の神社をご紹介しようと思います。
以前、同じく石狩市内にある花畔神社を紹介していますので、興味のある方はそちらもどうぞ。
今回、参拝した時はまだちょっと肌寒い春先で霧雨が降っていましたが、しっとりした神社もまた良かったです。
『当別神社(とうべつじんじゃ)』
所在地 北海道石狩郡当別町元町51-12
御祭神 伊達邦直命(だてくになおのみこと)
社格 旧村社
例祭 8月15日
鳥居 靖国鳥居
社殿様式 神明造
【由緒】
明治5年伊達邦直公は家臣と共に厚田村シップから当別に移り開拓記念樹の傍らに小社を奉遷し阿蘇神社と称し8月15日を例祭日と定める。同24年1月12日邦直公は58歳で卒去され、翌年旧臣等の篤い敬慕の思いにより内務省へ神社創立の願いが出され同29年認可となり同年8月15日奉斎する。大正5年7月20日村社、同9年開基50年に当り社殿を造営。昭和42年社名を当別神社と改称し、同44年町開基100年の前年に45坪の社殿を再度造営する。
平成8年、邦直公奉斎100年を記念し大祭を斎行。同18年、110年を記念し、社務所を改築し現在に至っている。
この神社の御祭神の伊達邦直命という方は、江戸時代末期の仙台藩一門・岩出山伊達家当主で、明治維新後に北海道開拓の為にこの地に降り立ち、当別町の基礎を築いたエライ方です!
また洞爺湖の南の伊達市はこの方の子孫が開拓しており、北海道神宮内の末社の開拓神社でも伊達邦直命はお祀りされていて、道民には身近な存在の1人…いや、一柱ですね(^-^)
当別神社は阿蘇公園の北側に隣接されていて、広い自然豊かな公園から直接鳥居をくぐることができます。
クリンクリンの毛並みな狛犬さん達。
鳥居は二の鳥居まであります。
霧雨で境内全体が潤ってる感じ。
古木の良い香りも立って癒しのひとときです。
思ったより(と言ったら失礼かな)立派な神社です!
御神紋は十六八重菊に五枚笹でした。
珍しい気がする。
境内社の聖徳神社。
ハルニレという木は、北日本を中心とした寒冷地に分布する落葉高木です。
沢沿いなどの湿地に多く、樹高は最大で30m以上なるものもあるんですよ!
ハルニレの環境に適した北海道では特に大木が多いようです。
因みに春に花が咲くので「ハルニレ」といい、秋に花を咲かせる「アキニレ」というニレの木もあるそうです。
緑が多く柔らかな空間の当別神社でした。
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