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前回の高島稲荷神社の次はニッカウヰスキーの蒸留所でも有名な余市まで車を走らせました。
余市郡の総鎮守、余市神社のご紹介です。
御朱印はコチラ→ 御朱印 余市神社(よいちじんじゃ)
『余市神社(よいちじんじゃ)』
所在地 余市郡余市町富沢町14丁目4番地
御祭神 天照大神(あまてらすおおかみ)
保食神(うけもちのかみ)
大物主神(おおものぬしのかみ)
大己貴神(おおなむちのかみ)
少彦名神(すくなひこなのかみ)
社格 旧県社
例祭 6月10日
鳥居 靖国鳥居
社殿様式 神明造
【由緒】
文政10年(1827)本町開発者林長左衛門が京都伏見稲荷の分霊を上余市の魚場場所の浜中町湯殿山下にに勧請し氏神とし稲荷神社と称した。
同社は明治8年郷社と公称した。
安永2年(1773)松前角平は漁夫83名を率いて山碓町に漁場を開設し、山碓シリパ山麓に日頃信仰していた伏見稲荷を勧請した山碓稲荷と称し氏神とした。
明治16年にこの山碓稲荷を合祀し現在地に移転した。明治44年8月余市神社と改称し、大正12年5月新社殿が建築竣工し、翌13年に県社に昇格した。
昭和52年5月31日現在の社殿が落成、同52年8月30日創建百五十年祭並に造営奉祝祭を斎行、昭和63年社務所が改築落成した。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
琴平神社・稲荷神社
小樽方面から国道229号(通称「電電国道」)を道なりに進むと交差点の右前方に社号標が現れます。
この道の突き当たりに白い鳥居が見えます。
恐らくですが、昔はこの社号標から直進の道路の区間までが参道だったと思われます。
社号標があって、そこからアスファルトで舗装された道路の突き当たりに神社がある場合、その間の道路は大抵参道であった可能性が高いです。
これは予備知識♪
因みに赤い車のある先に橋のようなものが見えますが、恐らくそこに川があって結界の役目を果たしていたと思われます。
余市神社も昔は長い参道があったんですね。
前方に見えていた白い鳥居のところまで来ました。
なになに?
「よい願いが叶う?幸福運巡り」?
名所を巡るとなにか願いが叶うのかな?
とりあえず中へ!
結構広そう!
狛犬さんの姿も見えますね。
スッキリ綺麗な印象の拝殿。
ほら、参道が真っ直ぐにずっと遠くまで見えますね。
やはり写真で見える範囲の道路殆どが参道だったと思われます。
鳥居のところにあった木の看板はこれのことでした。
なんでも、知る人ぞ知る「余市の五ヶ所をまわると運気が上がる」という有名な噂ばなしがあるそうです。
右の写真は余市神社をスタート地点とするスタンプラリーのような用紙で、巡る順序がわかるように番号もふられています。
これを「幸福運めぐり」と呼ぶそうですが、ただの語呂合わせではないようです。(ホントかな!?)
実際にあったエピソードとしては、
・母親の病気回復を願った方が余市町を訪れこの順路で参拝したところ母親の病気が治った(これが言い伝えの発端)
・懸賞で海外旅行と旅行券が当たった
・結婚八年目で子宝に恵まれた
などで、他にも願い事が叶ったというエピソードが多数あるそうです。
①余市神社
↓
②幸田露伴の碑
↓
③旧福原漁場
↓
④旧下ヨイチ運上家
↓
⑤モイレ神社
↓
⑥三吉神社(大川町5丁目)
この6箇所(モイレ神社は運上家の所にあるそうなので場所的には5箇所)を順番通りにまわるんだそうです。
…というか、「よい願いが叶う?」と”?”付きだったり「噂話」と書いてるところが神社さんの良心的な感じが滲み出ていませんか?(^-^)
また語呂合わせについては、「よい幸」「よい福」「よい運」のそれぞれの「よい」は、余市(よいち)神社の最初の二文字。
余市神社からスタートして幸田露伴の碑の「幸」、福原漁場の「福」、運上家とモイレ神社で「運(が上がる)」、最後に三吉神社の「三つの吉」で締めくくる、というものです。
余市神社から始めて「幸・福・運」とめぐることで、最終地点・三吉神社の「三つの吉」が完成するようになっているので順路は重要だそうです。
これは同時に、余市にある史跡を皆さんに知ってもらいたい、という余市神社の想いもあるそうです。
ウイスキーだけではない余市の歴史を知るには良いキッカケだと思うので、是非お時間のある方は「幸福運めぐり」を楽しんでみては如何ですか?(^-^)
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