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今回は前回の記事で紹介できなかった稲荷神社についてです。
この神社は、上賀茂神社の摂社である賀茂山口神社のすぐ側にありました。
まぁ、すぐ側にあったので上賀茂神社の一部だと思い込んでたのですが、上賀茂神社の境内マップに載っていないので後々調べたら全く別の神社だったことが判明。
私が参拝していた時も別の参拝者が何組か往来していましたが、あの方々も絶対に上賀茂神社の一部だと思ってたハズ!(勝手な決めつけ)
そんな理由もあって、取材もちょっと手薄になってしまいましたが、紹介していきますね。
賀茂山口神社の向かって左側にある赤い鳥居が目に止まります。
この感じは稲荷神社だなとすぐにわかる鳥居の立ち方で、「上賀茂神社にも稲荷社があるのか〜」なんて思っていました。
社号表に「二葉姫稲荷神社」と書かれています。
稲荷神社に”姫”とついてるのは初めて見かけました。
女神をお祭りしてるのかな?
赤いコーンとブルーシートは、台風で鳥居が破壊された跡です。
山に沿ってなだらかな坂が続きます。
お社のあるところまではそれほど長い距離ではありません。
子供がワーーー!って走って登れるぐらいの感じです。(そういう子供がいました)
稲荷だけがあるのかなと思ったら、神仏習合の作りになっていました。
手前から、八嶋龍神。
御影龍神。(写真左側)
天之斑駒神社。
金毘羅宮。
そして一番奥にあるのが二葉姫稲荷神社です。
境内はそんなに広くないのでなかなか良いアングルで撮影することができませんでした(*_*)
それと、見逃してしまったんですが、お社の背面は上賀茂の街並みが一望できるスポットだったようです。
晴れた日にはここから京都タワーも見えるとか!
残念…
きちんとした由緒などもネットで調べましたが出て来ず、色々情報を集めた結果、元はこの土地は上賀茂神社の摂社である片岡社の神宮寺があったそうです。
神仏習合の時代の話です。
そして、戦後間もない昭和20年、GHQによる神道指令(信教の自由の確立と軍国主義の排除、国家神道を廃止、神祇院を解体し政教分離を果たすもの)により、どこかのタイミングで神宮寺は切り離され(年号不明です)、麓にあった池は埋められたそうです。
噂によると、その池に住んでいた龍神が村人の夢に「もうワシあそこ(池)に住まれへんようになったから、なんとかしてくれへんかなぁ?困っとんねん」って訴えてきたので、現在の神宮寺跡に祠を作ってお祀りしたそうです。
由緒は、はっきりと記されたものは八嶋龍神ぐらいしかわかりませんでした。
しかしながらそれぞれがキチンとお祀りされているしお世話もされているので、過去から今に至るまで、地元の方々にひっそりと(でもないかな)守られてきた大切な場所なんだな〜と感じました。
氏神様として今も上賀茂の街を見守っているんでしょうね(^-^)
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