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伊勢神宮巡りの続きです。
今ココ↓。
二見興玉神社→外宮[正宮]→(外宮の別宮)→内宮[正宮]→(内宮の別宮)
外宮の後は真っ直ぐ内宮へ行きたいところですが、内宮は翌日の早朝の人が少ない時間帯に行きたかったので、この日は気持ちをグッと抑えて外宮の別宮にあたる月夜見宮(つきよみのみや)へ。
月夜見宮とは別に内宮の別宮として月読宮がありますが、御祭神はどちらも同じ御祭神です。
御朱印はコチラ→ 御朱印 月夜見宮(つきよみのみや)
『月夜見宮(つきよみのみや)』
所在地 三重県伊勢市宮後1-3-19
御祭神 月夜見尊(つきよみのみこと)
月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)
社格 旧式内社
豊受大神宮別宮
例祭日 伊勢神宮HP参照
鳥居 伊勢鳥居
社殿様式 神明造
【由緒】
月夜見尊は『古事記こじき』、『日本書紀にほんしょき』よると、伊弉諾尊いざなぎのみこと、伊弉冉尊いざなみのみことの二柱の御親神みおやがみが、天照大御神をお生みになられ、次に月夜見尊をお生みになられ夜之食国をお治めになるようにご委任になられたと記されています。
また、『日本書紀』には、天照大御神のご神徳は「その光華明彩、六合くにの内に照り徹るほどである」とあり、太陽にたとえられていますが、月夜見尊のご神徳はそれに次ぐものとして月になぞらえたと考えられます。
月夜見宮は、繁華街のある伊勢市の中心に鎮座しますが、古くは高河原たかがわらと呼ばれ川の流れと農耕に深いつながりのあるお社です。『延喜太神宮式えんぎだいじんぐうしき』には「月夜見社」とあり、外宮の摂社せっしゃの首位に列せられておりましたが、鎌倉時代のはじめ、第83代土御門つちみかど天皇の承元4年(1210)に、別宮に昇格されました。
外宮北御門から月夜見宮に真っすぐ伸びる道は、地元の人々に「神路通り」と呼ばれ親しまれています。この道は神様が通う道とされ、真中を歩くことなどを遠慮する習慣があります。
月夜見宮は伊勢神宮-外宮からそれほど離れてない場所に位置します。
(散歩しながらプラ〜っと行ける距離)
道なりに進むと目印の立て看板もあるので分かりやすいです。
因みに、外宮の北御門から月夜見宮に真っすぐ伸びる道があるんですが、この道は神様が通う「神路通り」と呼ばれていて、真中を歩かないようにしてるんだそうです。
私はうっかり別のルートから来てしまいました。
またやらかした(笑)
鳥居をくぐった先はクランクのようになっています。
9月の連休に訪れたましたがまだ夏の日差しが残っていました。
市街地にある月夜見宮は緑に囲まれていて、清涼な空気が漂う場所でした。
お社は月夜見宮と外宮の摂社である高河原神社の2社。
それほど広い境内ではないですが、開け放たれた空間にヒノキの香り漂うお社の佇む姿が何とも美しいです。
月夜見宮にも古殿地があります。
前回の式年遷宮は2013年(平成25年)でしたから次の式年遷宮はそこから20年後の2033年ですね。
今から13年後。
令和なら15年。
その頃には私は生きてないかもしれないなぁ?(笑)
この直線美と素木の風合いがまたたまらないですね。
質素だけど素材が生きてるという感じ!
月夜見尊(月読尊)ってもう名前だけで神秘的でイケメンなイメージでミーハーな感じになっちゃいます。
会ったことないけど。
天之手力男神とかはレスラー体系でモジャモジャなイメージだからちょっとアレだし猿田彦尊は天狗風でちょっとしアレだなぁ…とか思っちゃう。
会ったことないけど。
色んなアングルから月夜見宮。
月夜見宮の右奥に高河原神社があります。
高河原神社はこのあたり一帯の地域を守護している神様が座す神社。
月夜見宮の反対側にはお稲荷さんがいました。
お稲荷さんというか、木がお祀りされているのかな?
太平洋戦争(第二次世界大戦)で空襲を受けた時にこの楠は焼夷弾を受け止めて焼けてしまったそうです。
が、そのおかげで地域に住む人々が守られたと言われることからこの木がお祀りされるに至ったそうです。
この楠が身代わりになってくれたということでしょうか…
木の気持ちになったら切ない…(泣)
「守ってくれてありがとうねぇ」って言いたくなりますね。
当たり前のことを言うけど、戦争とか絶対に良くないから!
でも昔はそれしか方法がなかったんだよなぁ…
本当の意味で死にたくて戦った人なんか誰もいない。
戦わないと大切な人や土地、国を守れないから戦ったんだよなぁ…
想像すると辛い…
先人たちに感謝を忘れてはいけないですね。
とても大きな楠!
幹もすごく逞しくて大先輩な感じがいいですねぇ〜!(^o^)
関西あたりの御神木って楠が多いのかな?
あちこちで見かける気がします。
地元・北海道の神社ではあまり楠はメジャーじゃなくて、スギとか柏とかニレとかかな?
地域が違えば育つ植物も違いますもんね。
御神木を比較して散策するのも楽しいかもしれませんね♪
さぁ、次回はついに内宮へ突入です!
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