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世界遺産、厳島神社の御朱印をご紹介します。
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御朱印では厳島神社が旧漢字の”嚴”の方で表されています。
御神紋は三つ盛り二重亀甲に剣花菱(みつもりにじゅうきっこうにけんはなびし)。
名前だけで仰々しい感じがありますね。なんか文字数が多いから。
同じ印が3つある紋を”三つ盛り”といいます。”亀甲”はこの六角形の囲みのことで、内側にも線で六角形が描かれていて二重になってるから”二重亀甲”。その中に”花菱紋”があり、花びらと花びらの間から放射状に剣(細長いやつ)が出ているので”剣花菱”。
ちなみに花菱紋はこれです。
花菱紋は家紋でも見かけることがありますし、大阪の住吉大社の御神紋でもあります。
住吉大社は海を司る三柱の神様をお祀りしていますが(昔は海岸がもっと社殿の近くにあったそうです)、同じく厳島神社も海の神の宗像三女神(天照大御神と素戔嗚尊の誓(うけい)の際に生まれた三柱の女神)をお祀りしています。
厳島神社の宗像三女神は福岡県の宗像大社からの勧請と思われるのですが、宗像大社の御神紋は、表紋はお馴染み菊の御紋で、裏紋は宗像大社の御神木の楢の木を元にした楢の葉紋で、厳島神社の御神紋にはその要素はなく、厳島神社は住吉大社の影響の方を強く受けてることが考察できます。創建も住吉大社の方が宗像大社よりも400年ほど後です。
また、島根県の出雲大社の御神紋は三つ盛らないやつの二重亀甲に剣花菱ですが、宗像三女神の父・素戔嗚尊の6代目の孫である大国主命が御祭神になっており、厳島神社も出雲大社も素戔嗚尊の筋を引いていという共通点があります。
このことから、それぞれの御神紋が、大国主命(一柱)=二重亀甲に剣花菱が一つ、宗像三女神(三柱)=二重亀甲に剣花菱が三つとされたという説もあります。
では素戔嗚尊を祀る全国の須佐神社の総本社、宇佐神宮の御神紋は何かというと、尾長三つ巴紋(おながみつどもえ)でした。
いや二重亀甲に剣花菱関係じゃないんかい!(笑)
御朱印の下の印の中がはっきりと読みづらかったのでネットで調べたら、右から縦に「嚴嶋」「印」「御社」と書かれてるそうです。
…でも「嚴嶋」がなんか違う気がする…けどわかんないからスルーする。
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