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京都府の隣、滋賀県の琵琶湖の中に竹生島という島があります。
この神社は、島全体が御神体となっている神社です。
『竹生島神社(ちくぶじまじんじゃ)』
所在地 滋賀県長浜市早崎町1665
御祭神 市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)=弁財天
宇賀福神(うがふくじん)
淺井姫命(あざいひめのみこと)
社格 旧県社
例祭 6月15日
鳥居 明神鳥居
社殿様式 入母屋造
【由緒】
総国風土記に雄略天皇3年に浅井姫命を祀る小祠が出来たのが始まりであるとしている。縁起によれば神亀元年天照大神の神託により当竹生島に市杵島姫命が祀られ、天平3年には聖武天皇が参拝され神殿を新築し、社前に天忍穂耳命、大己貴命を祀り、天平宝字8年藤原仲麻呂の反乱の際当社の神護により治乱したので年号を天平神護と改め、祭神に従5位の神位が授けられたと記されている。平安期に入って神宮寺たる宝厳寺が島内に建立された。それ以後天台の僧がたびたび参拝するに及んで「辨智」「辨財」の利益を受け辨才天信仰が隆んになった。寿永2年平経正が当社の拝殿で仙童の琵琶で秘曲を弾じたことが平家物語や源平盛衰記に出ている。貞永元年、享徳4年、更らに永禄元年と火災に遭っているがいづれも再建され、特に慶長7年豊臣秀頼は片桐旦元を普請奉行として伏見桃山御殿の一部を移し造営させたものが現社殿である。明治4年郷社に列し、同32年県社に加列し本殿は国宝に指定された。昭和5年境内地、社有地一帯は史跡名勝地に指定された。
経路は簡単。
京都駅から電車に揺られて「近江今津」駅まで行きます。
このあたりは長閑な雰囲気で結構好きだなぁと思いました。
1時間ほどかかったかな?
そこからフェリーで竹生島まで渡ります。
竹生島上陸!
結構乗船してた人がいたみたい。
人気の観光スポットなのでしょうか?
竹生島神社は別名「都久夫須麻(つくぶすま)神社」ともいいます。
後者の方が正称のようです。
名前の由来は『近江国風土記』によると夷服岳の多多美比古命が姪にあたる浅井岳の浅井姫命と高さを競い、負けた多多美比古命が浅井姫命の首を落としたところ首が湖に落ちて竹生島ができたといいます。
一説には、首が沈む時に「都布都布(ふつふつ)」という音をたてたので「都布失島」の名となったといい、また一説には、最初に生えたのが竹だったので「竹生島」と称した、とされています。
しかし現在は、鳥居の額には「竹生島神社」と入っているし御朱印も同様なのでどうやら”竹生島”で統一してるようですね。
竹生島の風景は琵琶湖八景のうちの1つで「深緑・竹生島の沈影」です。
琵琶湖に緑の濃い影を映す様のことです。
近江八景や〇〇八景というのシリーズを巡る旅も面白いかもしれないですね(^-^)
上にある本殿へと向かいますが、順路があるようなので看板で確認しておきます。
島の外側に沿う通路を歩きますが、ここからの風景もなかなか良いです!
逆光で綺麗に写らない(汗)
青い湖が綺麗ですね。
突き出たところは竜神拝所なんですが、鳥居のあたりの地面が白っぽく見えるのは参拝者が投げた土器(かわらけ)によるものです。
この白い土器(かわらけ)に願い事を書き、湖面に突き出た宮崎鳥居へと投げ、それが鳥居をくぐれば願い事が成就すると言われています。
そしてこちらが本殿!
左右の鳥居はそれぞれ、天忍穂耳命(左)、江島社・厳島社(右)です。
やっぱり参拝客が多いです。
人気の神社なんですね!
続きましてこちら、観音堂を通って…
また階段を上がって…
本当に良い天気、良い眺めです。
最後はこちらの弁財天堂。
写真がちょっとボケていますが、鳳凰などの彫刻が素晴らしいですね!
小さなお社がありました。
帰りの階段は結構急なので雨天は気を付けてくださいね。
海にいるような本当に綺麗な景色でした!
湖ってあまり行くことがないけど好きになりました(^-^)
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