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其の壱↓
前回の続きです。
田村神社の本殿でまず参拝を済ませましたが、どうやらここは想像以上に境内が広そうで、陽のあるうちに全て見て回れるか少し不安になってきました。
よって、心なしか早歩き。

とにかく次々行かねばということで、まずはなんだか凄そうなものがあるのを見てしまったお隣のお社、宇都伎社(うつきしゃ)へ……
せっかくなら正面の鳥居を潜りましょう。

鳥居の左側に大絵馬。
大迫力の龍が描かれていますが、田村神社の奥殿の深淵には古くから龍が棲みついているという。
覗いたものは絶命するというめっちゃ強い龍だそうです。(詳しくは前回の記事の由緒にて)
命と引き換えに、覗く勇気はありますか?

この鳥居の先に凄いものがあるのですが、もったいぶってまだ見せません。

その凄いものの手前に、十二支の石像と、その真ん中に方位盤がありました。

方位盤の真ん中に、赤で恵方を示す五芒星と玉が添えられています。

2024年の恵方(記事に起こすのが牛歩すぎて今から2年前の取材旅行です笑)は、東北東でした。

五芒星を用いてるのは陰陽道からでしょうか?

御百度石(おひゃくどいし)とは、御百度参りする際の目印となる石。
他の神社仏閣でも見かけることがありますが、”本殿とこの石の間を百往復すると願いが叶う”というものです。
田村神社の社紋は五七桐。これは皇室の副紋で、武家社会の頃は天皇が定めた将軍や天下人に与えられたりもしていました。
現在は日本政府の紋章にも使われています。
田村神社では、第七代・孝霊天皇の皇女であり奈良の箸墓古墳の主でもある、倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)が筆頭で御祭神となっているためと思われます。
後続ではなく歴代天皇の場合、多くは十六八重表菊(菊花紋章)が使われます。
で、私がここで見た凄いものとは、こちらです!

ドーン!!!!

龍神!!!!

逆光〜〜〜!(笑)
いやこれ鳥居が大きすぎて、この龍神の巨大さが伝わりにくい気がしますが、めちゃくちゃでかいんですよ!
もう直で見に行って!

そして見て!この足元の小判の量を!!
(もちろん小判は本物の金ではございません)

更に米俵と打出の小槌!
ここにも小判!
どういうことなの!?
(もちろん米俵も本物ではございません)

打出の小槌といえば、あの方の持ち物だよね!?

2024年は辰年だったので、それに因んで干支の像が置かれているのかとこの時は思いましたが、この田村神社の御祭神は龍の姿で顕現なされたということで、巨大な龍の像が建てられたようです。
しかしながら、龍が棲んでいる本殿の方ではなく、大地主神(おおとこぬしのかみ)と倉稲魂神(うかのみたまのみこと)を祀る宇都伎社に設置されているのはどういうことだろうか?
大地主神はその土地の神様のことなので、そう考えるとまぁおかしくもないのか……

何枚写真を撮ろうとも、やはりこの迫力を平面では表せない……(なんか悔しい!)
あと、この時は陽が沈みかけていたこともあって、露出を調整しても影が強くてこれが限界でした。

あ!ほらほら、いたいた!
打ち出の小槌の持ち主の方!


大黒天さん!
しっかしピカピカを超えて凄いビカビカ具合だなぁ!
と思えば、逆サイドに布袋さん。


こちらもビカビカ!!
そうです、この大黒天さんと布袋さん、参拝者の方々にとにかく金箔を貼られ続けた結果、こんなお姿に!
もう貼るとこなくて台座に貼ってるもんね(笑)
見てるだけでご利益ありそうなお姿ですな。

こっちにも大黒天さんが。
大道芸人並みに米俵に器用な乗り方してる。
こちらは金箔を貼るのではなく、クルクル回して開運招福!
毎日回され続けてだいぶ目が回ってるでしょうね(笑)

宇都伎社の左側に姫の宮という末社があります。

縁結び社としてあって、特定の御祭神の名前はないようですが、田村神社の主祭神の倭迹迹日百襲姫命の神威そのものを宿すお社ということになっているらしい。

そして逆サイドの右側には、わらべ七福神。

ミニ七福神ですね。

田村神社はやたら七福神関連が多いなぁと思ったら、香川県内の七つの社寺をめぐる「さぬき七福神」の霊場の一社になっていました。
どおりでね。

田村神社の担当は布袋尊。
「四国八十八ヶ所巡り」はハードルが高いという方は、こちらの「さぬき七福神」にトライしてみても良いかもしれませんね!
宇都伎社の右隣にも大きめのお社がありますが、その二社に挟まるようにしてあるのが淡島社(あわしましゃ)。
淡島社の鳥居はこのようにとてもミニなんですが、「あわしまさんは小さい神様 社も小さい お参りするときゃ 鳥居も小さい くぐって参れ」と石標に書かれているように、地面に這いつくばって鳥居を潜って参拝することで、安産祈願が成るというちょっとエンタメ要素がある神社です。
長崎県の淡嶋神社も同じように、這いつくばってくぐる小さな鳥居がありました。


淡嶋神社の御祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)。
小さなお社の後ろに子宝のシンボル、オチンがありますね!
その隣にはぐち聞きわらべ。
常にぐち聞き続けるのも大変だよなぁ〜。ご苦労様です。
これらの手前には、これも安産・子宝のシンボルワンコ、その名もそのまんまのネーミング安産子宝犬さん。

ご出産を控えている方は、周りの丸いポコポコにはそれぞれ干支が書かれているので、自分の干支のポコポコやワンコを撫でながら安産祈願をしてくだいさね。
で、宇都伎社の右隣にあるのが、「女性と子供の守り神」として篤く信仰されている素婆倶羅社(そばくらしゃ)。


狛犬さんもしっかり見張りをしています。


その素婆倶羅社の目の前にははらみ石。

なるほど、こちらはオチンと…手前が女性のかな?という、”はらみセット”になっているワケですね。
もう、これでもか!ってぐらいに子宝・安産祈願に最適な末社でした。
真面目な話、昔は赤ちゃんが産まれても大きく育てるのがそう簡単ではなかった時代。当時の人々の願いがこのような場所を作ったのでしょう。


素婆倶羅社の拝殿前には神仏習合の名残、大香炉。
やっぱ四国なので、こちらにもたぬポンもいました。
田村神社のアミューズメント…境内社や縁起物はまだまだあります!
この後もわんさかご紹介していきますよー!
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