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前回の函館旅行の続きです。
函館護国神社の次に向かったのは船魂神社です。
御朱印はコチラ→ 御朱印 船魂神社(ふなたまじんじゃ)
義経伝説が残る、北海道最古とも言われている神社です。
『船魂神社(ふなたまじんじゃ)』
所在地 北海道函館市元町7−7−2
御祭神 塩土翁命(しおつちのおじのかみ)
大綿津見神(おおわたつみのかみ)
須佐之男神(すさのおのかみ)
社格 旧村社
例祭日 8月11日
鳥居 住吉鳥居
社殿様式 神明造
【由緒】
社記によると、崇徳天皇の時代、保延元年(1135)融通念仏宗開祖、良忍上人という高僧がこの地に着き、この処は、神霊の宿るところと里人に言い伝えた。本州と北海道に渡る津軽海峡は海流の激しいところで、海難事故が多かったので海上安全を願って神社を祀ったという。北海道では最古の神社である。古くは観音堂、江戸時代には船魂大明神として祀られた経緯がある。明治12年村社に列する。古書には、延享年間(1745)嘉永年間(1848)明治40年、昭和2年にそれぞれ社殿新築の記録がある。現在の社殿は、昭和37年に鉄筋コンクリート神明造である。函館港の安全と港湾作業に従事する人達の安全と繁栄を願って参拝者が多い。又義経伝説では、「蝦夷地検考録」によると文治の末(1190)義経が津軽より渡る時海流が激しく船魂の大神の神助にて一命を助けられ船魂神社に詣でた、とされている。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
愛宕神社
函館は坂の街で、この神社も坂を登っていったところにあります。
周りは民家や公園などがあって街並みに溶け込んでいる感じ。
残念なことにこの時は社殿改修工事中でお社を見ることができませんでした。
新しくなったらまた参拝に来たいです。
猫神様「出にゃおしてこいにゃ」
でもまだ他に楽しめるところがあります!
皆さんご存知の歴史上の人物、源義経が実は北海道に渡ってきてると言う伝説があるんです。
源頼朝と対立してしまった義経は、色々あって最期は現在の岩手県平泉町の衣川館で自刃した…はずだけど実は死んでない!
と言う伝説があちこちの地域で数多く残されていて、ここ北海道函館市の船魂神社もその舞台の一つです。
この神社には義経伝説の童子岩というのがあります。
簡単に言うと、
”義経が津軽から北海道に渡る途中に遭難しそうになったが、船魂明神の加護で無事に函館まで辿り着くことができた。
その後、水を探し求めていると突然岩の上に現れた童子神が指さす方を見るとそこに水がコンコンと湧き出ていた。”
というお話です。(簡単すぎ)
本当に義経がこの地に降り立ったのか真相は今では分かりませんが、そうなのかも?と想像をするのって楽しいですよね。
別のところの看板にも同じようなことが書いてあるんですが…
「今は泉の跡すらない。」
ってなんか言い方がちょっと冷たい(笑)
参道からすぐ右手の敷地が社殿がある場所よりも少し広めにあって、その先に摂社があります。
階段を上ると右手に福禄寿さんと稲荷社。
正面にもお社が二つ。
左のお社は出雲神社と弥彦神社。
右のお社は函館稲荷大明神と永福稲荷大神。
狛狐さんもいて賑やかです。
遠くに海が見えて、坂の街ならではの風景ですね。
ゴールデンウィーク中だったにも関わらず、このあたりは静かで穏やかでとても居心地が良かったです。
船魂神社を後にし、次は山上大神宮へ向かいました。
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