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札幌市の歓楽街、ススキノの南の方に中島公園という大きな公園があります。(池もあるよ!)
その更に南奥に札幌護國神社があるのですが、境内にもう一つ、多賀神社という神社があります。
多賀神社は、別名「多賀殿」とも呼ばれています。
『多賀神社(たがじんじゃ)』
所在地 北海道札幌市中央区南15条西5丁目1-3
御祭神 伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)
伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)
天満宮大神(てんまんぐうおおかみ)
耳早立雄之神(みみはやのおのかみ)
社格 なし
例祭日 8月8日
鳥居 神明鳥居
社殿様式
【由緒】
多賀神社の御祭神は、神代の昔いちばん初めにお顕れになった御夫婦神様で、わが国の国土山川草木をはじめ八百万の神々をお生みになり、最後に天照大御神をお生みなされた神様であります。
国生を終えられた二方の大神は今の滋賀県犬上郡多賀町の杉坂山にお降りにな御鎮座になったと伝えられております。代々の皇室をはじめ昔から多数の人々にお伊様の御親延命長寿夫婦和合、また縁結びの神として尊崇せられる「お多賀様」と馴れ親しまれております。
戦後、護國神社が国の援助の途をとざされ、御英霊をお護りするため昭和24年9月、元官幣大社の多賀大社より御祭神を札幌護國神社多賀殿の大神としてお招きしおまつり申し上げております。
また、山鼻地区をお守りしてきました山鼻神社の御祭神が昭和46年9月に多賀神社の相殿にお守り申し上げております。
(御朱印はこちら↓)
由緒にあるように、こちらの神社の御祀神は御英霊をお護りしていただくために、終戦後の昭和24年に滋賀県の多賀町にある多賀大社から伊邪那岐大神と伊邪那美大神をお招きしお祭りされました。(多賀大社も行ってみたいなー!)
その22年後の昭和46年に、それまでこの多賀神社がある山鼻地区をお護りしていた山鼻神社を相殿として奉斎しています。
天照皇大神、大山祗大神、天満宮大神、耳早立雄之神の四柱は、山鼻神社でお祀りされていた神様で、神社の建立は明治9年頃とされているようです。
山鼻屯田兵が入植したのがその頃で、その先発隊が建立したのではないか、という説があります。
参拝したのは3月。
まだ残雪が結構残っていましたが、天気は快晴で少しひんやりするそよ風が気持ちよかったです。
お社の造りは一見すると古民家のような形で、何造りなのかちょっと調べきれなかったので上記の基本情報では未記入にしておきました(^-^;)
お分かりになる方がおられましたらコッソリ教えてください(笑)
生命の親神様である夫婦神がお祀りされてると言うことで、多賀大社と同じように延命長寿・縁結び・厄除けのご利益があるとされ、ご夫婦で参拝にいらっしゃる方が多いようです。
多賀大社は鎌倉時代から江戸時代にかけて武家や民衆にも信仰が広まり、現在は全国239社の分祀社があります。
因みに、全国で一番多く分祀社があるのは、八幡宮。
その数なんと、約4万社!(超売れっ子やん)
ハート型の絵馬が可愛い(*´꒳`*)
参拝は表の引き戸を開けて中へ入ります。
セルフで開けて大丈夫です(笑)
入ってすぐ正面に祭壇があるので、写真はちょっとアレです…撮ってないです。
ので、気になる方は実際に参拝されてくださいね。
右手の方に何やら白い石がたくさんありました。
「菊石」というものだそうです。
”お願いを菊石(聞く石)”。
ちょっとシャレきかせてますやん(´∀`)
この”お白石”にお願いごとを書いて、隣の「菊石」の札のある箱へ入れるようですね。
みんなのお願いが叶うといいね(*´꒳`*)
ふと足元を見るとカエルさんが!
この角度から見た時は気が付かなかったんですが、ちょっと上から見ると…
背中に子ガエルが乗ってた!(*≧∀≦*)
可愛い♪
以前、伊勢の二見興玉神社へ行ってからカエル関係が好きになりました。
(生のカエルは元々嫌いじゃないです)
真ん中にある黒いものは、「ご縁の石」です。
願いを込めてなでなですると…もしかしたら…!?
振り子時計は昔、祖父の家にあってなぜか好きでした。
懐かしいなぁと思いながらパチリしました。
南舘朝五郎さんという方が奉納したんですかね?
上の賞状は、多賀講(氏子さん達のことですね)が鳥居を多賀神社に奉納したので、それに対する神社本庁からの感謝状です。
昭和30年のこと。
振り子時計のお陰でふと亡き祖父のことを思い出し、懐かしい気持ちになったところで多賀神社を後にしました。
多賀神社はちょっと見つけにくい位置にあるかもしれませんが、分からない場合は社務所で尋ねてください。
優しい宮司さんが教えてくれます♪
札幌護国神社に参拝された際には、ぜひ多賀神社にも足を運んでみてくださいね。
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