九州地方

98. 高良大社(こうらたいしゃ) 〜福岡県久留米市〜



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2022年10月、九州へ遠征してきました。
今回の九州上陸の一番の目的は日本神話の始まり、天孫降臨の地、高千穂!!
そこを起点に北を巡るか南を巡るか…考えあぐねた結果、

宮崎県の高千穂
   ↓
熊本経由で長崎県の佐世保
   ↓
福岡県の福岡

この3箇所を宿泊地点とする4泊5日のプランにしました。
いつもは一つの県をウロウロするだけなので、行動プランは基本的にあまり立てず、気まぐれで行き当たりばったりの私ですが、今回は行動範囲も広く県を跨ぐので、少しだけ計画を練りました。
と言っても、移動の際についでにあちこち立ち寄るポイントをチェックするぐらい(笑)

そんなぐらいがちょうどいいんですよ、旅は。
カッチリ予め決めちゃうと、その予定に自分が縛られてしまいますからね。

てことで搭乗。

実は九州は初上陸。
他には四国がまた未踏の地。ゆえに、今年行こうと思っていますが、既に半年が過ぎ去ってしまいました。
日程を決めなければ…
広島も行きたいから、広島と四国どちらにするか、いっぺんに行くか、分けていくか、など迷い中。

今の時代は飛行機のチケットも手頃になって便利になりました。
翼の白熊さんが可愛い(*´∀`*)
これだけでどこの航空会社かわかりますね!(わかる人には)

ここ数年の流行り風邪のせいで便数が減らされてしまい、福岡到着は14時頃のものが一番早い便でした。

この風景は千歳空港を飛び立ってすぐの景色。
ちょうど札幌市の真南の沿岸から、北海道の陸を眺めています。
右にある湖は支笏湖(しこつこ)、左から1/3あたりのやや上部に、通称”蝦夷富士(えぞふじ)”と呼ばれる羊蹄山(ようていざん)が微かに見えています。(わかるかな?)

雲の上の景色が好きで、飛行機に乗るといつもひたすら窓に張り付いてるので毎回首が疲れます。

そんなこんなで福岡空港に到着ぅ!
お天気は曇り。
あ〜でもね、私の旅行は基本的に晴天に恵まれるので、今回もきっと太陽が照ってくれることでしょう。(前年の奈良では最後の最後で靴の中が洪水になるような大豪雨に見舞われたけど笑)

初日は宮崎県の高千穂に移動なので、ここからレンタカーでひたすら南下します。

と、その前に、遅めのお昼ご飯をということで、立ち寄ったのは皿うどんの「ぴかいち」。

特に目星をつけていたわけではなく、九州っぽいところがあれば入ろう…と通りすがりに見つけたお店。
昭和52(1977)年創業の有名店で、今は3店舗を構える皿うどん屋さん。(というのは今知った)
私が立ち寄ったのは、月隈店でした。

どれもそそられるなぁ〜…
でも看板に「皿うどん」とあるから、ここはやはり皿うどん(パリパリしてないやつ)でしょう!
しかもこんなことを書かれたら、やっぱ食べなきゃダメだろう!↓

味変楽しみやな…

きたぜ!皿うどん!

まずはそのまま…ウマー!(*⁰▿⁰*)
自家製高菜、自家製酢醤油、お酢、ウスターソース、それぞれ4種類の薬味&調味料で味変を楽しみましたが、どれもウマー!(*⁰▿⁰*)
全部美味しいし高菜も好きなんだけど、中でも自家製酢醤油バージョンとウスターソースバージョンが私の好みかな!
味を思い出してまた食べたくなってる…

次はチャンポンを賞味したいですな。が、チャーハンもイチオシらしい…気になる…どっちも食べたいし皿うどんもまた食べたい…
牛みたいに胃袋が4つあればいいのに…(牛の胃袋はそういう用途のために4つあるわけではないが)

「ぴかいち」さんは、パッと気軽に入れる美味しいお店でした。
ご馳走様でした♪

高千穂までの道のりに、筑後国一の宮である高良大社があります。
こちらに寄ってから高千穂を目指すことにしました。

石造大鳥居

高良大社は、霊峰・高良山の中腹に鎮座しています。
一の鳥居はその麓の市街地にあり、「石造大鳥居」と呼ばれています。

高良大社の御祭神、高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)高良山に御鎮座されたのが仁徳55(367)年、社殿が創建されたのが履中元(400)年とされており、今日まで1600年以上もの間、篤く信仰されてきました。
そのことは江戸時代も例外ではなく、歴代の久留米藩主からも崇敬を集めてきました。
石造大鳥居は、久留米藩主第2代・有馬忠頼(ただより)公によって造営寄進されたものだそうで、国指定重要文化財となっています。

二の鳥居

道なりに車を走らせると、民家がポツポツとしかない山中の道路脇に二の鳥居が出現。
ここから先は石段の参道となっていて(旧参道なのかな?)、山中を散策しながら三の鳥居までの距離の1/2程度まで登ることができます。

途中、あじさい園などがあり、季節の移ろいを感じながら高良大社への道のりを楽しむことができそうです。
もちろん、今回は車なのでパス。

高良大社へのコースや奥宮までのコースなど、自然歩道が複数ありますね。

「馬蹄石」や「高良山神籠石」などといった遺跡もいくつかあるようです。

なるほーなるほーふむふむ…と看板を見終えて車に戻ろうとした時…

ヘアピンカーブの内側に立ち並ぶ木の真裏を何か茶色い四足歩行の物体が動いてく…!?
え!?ちょ、待て!!
アレは…犬??…いやいや犬にしてはサイズが大きすぎるぞ…
大型犬よりもどっしりしてるし、体つきもぼってりしてる…茶色…
……(O_O)!!…く、熊やんけ!!!まさかよ!!…いや熊にしてはなんか小さい…小熊!?え!?え!?

私の頭の中のCPUが「熊」という答えを弾き出した瞬間、反射的にパッと車に乗り込み、その茶色い動物を車内から観察…して気がつきました。

熊にしてはちょっと短足……あっ!!!!

イノシシかいっ!!

道民にとって、山の中で出会う茶〜黒色のものは熊という認識しかなかったので、熊かと思って焦りましたよ(笑)
地元でも熊に出会う確率なんて、恐らく宝くじの2等が当たるぐらいの確率と等しいぐらいそうそうないのに(1等が当たる確率よりは、熊に出会う確率は高そうと勝手に思ってる)、まさか九州の地で熊に出会うとは!!
…と思ったのですが、熊が絶滅したとも言われてる九州では宝くじの1等が当たる確率よりも低いわな。

「そうだ、こっちの方は野良イノシシが普通にいるんだよなぁ〜。たまに市街地に出てきちゃって、怪我をする人もいたよなぁ…」

なんて、イノシシがトボトボと右へハケていく姿を見つつ、「珍しい相手に出会った」とちょっとテンションが上がってしていました。
地元で野良イノシシに出会うことなんて0%だし、動物園にもいないから本当に初めて生イノシシを見ました。

いずれにしても、イノシシも猪突猛進で人間に体当たりしてくることもあるから、車に逃げ込んで正解だったかな。
思ってたより大きかったし!
『もののけ姫』の乙事主みたいなのじゃなくてよかったわ…(笑)

クネクネした山道を上り、高良大社本殿に到着。
駐車場から道路を挟んで反対側に昆虫塔とういうのがありました。

昆虫塔

これは日本で最初の昆虫慰霊塔だそうです。
標本になった昆虫の供養のために昆虫同好会が昭和36年に建立。
発案者は久留米市の昆虫研究家、梅野明氏で、このモニュメントの蝶は突然変異したナガサキアゲハで、名は「コーラサナ」。
梅野氏が高良山で発見し命名した、ということです。

この時期は咲いていませんでしたが、高良山はツツジが群生するエリアのようですね。

謎の裏道。
石柱に「十五町」と掘られています。
昔、ここに町があったのでしょうか?ネットで検索したところ何も出てきませんでした…
時間がないのでこの奥の探索はすっ飛ばし!

寄り道しながらやっと三の鳥居!
この階段を上ったところに高良大社が鎮座してるそうですが、それにしても凄い階段の段数だ…133段もあるそうです…
心臓破りよ…

『高良大社(こうらたいしゃ)』

所在地  福岡県久留米市御井町1番地
御祭神  高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)
     八幡大神(はちまんおおかみ)
     住吉大神(すみよしおおかみ)
社格   式内社・筑後国一宮・旧国幣大社・別表神社
例祭日  10月9日
鳥居   両部鳥居
社殿様式 権現造

【由緒】
高良の大神は、悠久の昔から筑後川の流域に生活してきた人々が、その生活守護の大神様として奉持して参りました筑後国一の宮であります。御社殿御創建は履中天皇元年で西暦400年と伝えています。また、朝廷の御尊敬も篤く国幣大社に列せられ、古くは式内名神大社として勅使の御参向を得て例祭が行われたり勅諚によって御神幸も始められました。江戸末期までは、神仏習合の思考のもと天台の僧徒多数奉仕し、山内に二十六ヶ寺三百六十坊もあったということです。

(御朱印はこちら↓)

別名、権現鳥居と呼ばれるこの両部鳥居、あまり見かけることのない貴重な鳥居です。
台輪鳥居がベースで、左右の柱の前後に1本ずつ計4本の”控え柱”という補助付き鳥居。

両部鳥居が在るのは、有名なところだと厳島神社の大鳥居ですかね。
私の地元、札幌市内でも両部鳥居を持つ神社があります。


はい、弥彦(伊夜日子)神社です。
もちろん全国の弥彦神社の総本社、越後国(新潟)一の宮の鳥居が同じ両部鳥居ですね。

社額

ちょっと暗くて見えにくいですが、社額には高良大社の元の名「高良玉垂宮(こうらたまたれぐう)」と書かれています。
高良大社に伝わる『絹本著色高良大社緑起』(福岡県指定文化財)によると、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)の御世だった1600年前、筑紫に攻め込んできた異国の兵を、仲哀天皇に代わって追い返した神功皇后(じんぐうこうごう)が、筑前国四王子嶺に登り助けを祈った際、住吉大神と共に現れたのが高良玉垂命だったそうです。

えと、住吉大神と一緒に現れた高良玉垂命って一体誰なんですかね?
調べてもなかなか正体が分からず、なんなら記紀にも出てこない”隠された神”と言われる存在のようです。

…これ掘り下げたら沼だろうなぁ〜掘り下げたくないなぁ〜(笑)
軽く調べただけでも説が幾つかあって、どれが本当か調べるのにまた更に時間を費やしてしまうので、あまり気が進まない…
とりあえず階段上るわ(笑)

いや〜先が見えん!
これはなかなか手強いぞ…

左右の灯籠は夜になるとライトアップされるようです。
ネットで検索してみましたが、とても綺麗でした!
日没時も息を飲むような景色。
後で記事を書きますが、宮地嶽神社の『光の道』もとても素晴らしかったけど、この場所からの景色もそれに匹敵するぐらい、とても美しいです。(晴れていれば)

で、住吉大社住吉大神と共に神功皇后がお祀りされていることは、神社マニア諸君ならおわかりかと思いますが、神功皇后が熊襲の反乱〜三韓征伐で住吉大神の御信託を受けたという関わりから、住吉大神と共に住吉大社に祀られるようになったわけです。

ここで疑問が湧くのが、前述した『絹本著色高良大社緑起』における内容について、”異国の兵を追い返した”のが一体いつの出来事なのか、熊襲との戦いの際か?それとも三韓征伐か?ということ。

ここでの”異国”とは当時の国内の別の地域を指すのか(古くは「〜国」と呼称するため)、もしくは新羅(現在の朝鮮半島南東部)を指すのか…?
どこかのタイミングで、住吉大神と一緒に高良玉垂命が出現してることになるんですが…それにしても熊襲の反乱〜三韓征伐は西暦199年〜382年の間に起きたこととされるので、『絹本著色高良大社緑起』でいう”1600年前”とは少し時期がズレるんですよね…

まぁ謎解きは他の方にお任せしてここらでやめておこう。(面倒なだけ)

階段の一番上から振り返った風景

133弾を上り切った!
絶景、絶景!!

…と言いたいところだけど、霧で下界が見えん…
天気が良かったら筑紫平野を一望できるんだけど…

手水舎

手水舎の天井に一つだけの吊り灯籠。
青銅の良い色をしてる。

久留米藩第7代・有馬頼徸(よりゆき)公が造営寄進した中門と透塀。

中門・透塀

高良大社の社殿は国指定重要文化財なんですね。

九州は日本神話の始まりの地だから、この先巡る神社も重文や国宝だらけでしょうね。
今から楽しみ♪

年季の入った狛犬さんがお出迎えしてくれます。(私が魔物だったら追い返されるけどセーフでした)

社額

このアングルからはわかりづらいですが、社殿は立派な権現造です。
社殿は何度か建て直されており、現在の社殿は第3代藩主・有馬頼利(よりとし)公の寄進で、九州最大の社殿だそう。

拝殿

唐破風に何かの顔が…

鹿?
いや山羊か?
クパァってなってる。

高良大社のHPを見たら龍だったわ。

そらそうだよな、唐破風は”龍大好き国”の唐から伝わったものだもの。
しかしアングルでこうも変わるか(笑)

拝殿から中門を振り返った風景

こちらは神輿庫
その右隣にもお社がありますね。

神輿庫

中のお神輿を撮ろうと思ったのですが、暗くて綺麗に写りませんでした。(諦め)

高良大社の境内摂末社をサラリと紹介します。
まずは本殿の背後にある印鑰神社(いんにゃくじんじゃ)

末社 印鑰神社

御祭神は武内宿禰(たけのうちのすくね)公

武内宿禰は記紀における伝承上の人物で、神功皇后に従軍し新羅と戦い、景行・成務・仲哀・応神・仁徳の5朝にわたって日本最初の大臣として仕えた、とされています。
東国(蝦夷地)視察もした人物となっていますが、5朝の大臣を務めるとしたら300歳ぐらい生きた人物と推定されるため、これはにわかに信じがたいような…

古事記では1年が現在の半分の6ヶ月で換算されているという説もあり、それで考えても150歳。
150歳なら多少現実味を帯びるけど、うーんどうかな…

存在はしていたけど記紀では凄みを出すために盛りに盛って長寿だった設定になってるのか、それとも武内宿禰という人物が数名いて、初代の名前を襲名した感じになってるのか…?真相はどうなんでしょうね?

武内宿禰は、蘇我氏、葛城氏、巨勢氏、平群氏の祖先とされます。

神輿庫印鑰神社の間に挟まれた小さなお社は、境内社の市恵比寿社(いちえびすしゃ)

市恵比寿社

御祭神は夫婦恵比寿神で、元は麓の御井町字府中に祀られていました。

高良大社社殿の右側にあるのは、末社の真根子神社(まねこじんじゃ)と摂社の高良御子神社(こうらみこじんじゃ)

真根子神社の御祭神は壱岐真根子命(いきまねこのみこと)で、武内宿禰の妹が母親。父親は雷大臣命(いかつおみのみこと)
武内宿禰と容姿が似ていたため、身代わりとなって自刃した、ということです。

真根子神社

高良御子神社には高良玉垂命の九柱の御子がお祀りされています。

高良御子神社
  • 第一王子 斯礼賀志命(しれがしのみこと)
  • 第二王子 朝日豊盛命(あさひとよさかりのみこと)
  • 第三王子 暮日豊盛命(くれひとよさかりのみこと)
  • 第四王子 渕志命(ふちしのみこと)
  • 第五王子 谿上命(たにがみのみこと)
  • 第六王子 那男美命(なおみのみこと)
  • 第七王子 坂本命(さかもとのみこと)
  • 第八王子 安志奇命(あしきのみこと)
  • 第九王子 安楽応宝秘命(あらおほびのみこと)

以上の九柱。
子沢山やなぁ〜。

境内にある摂末社は以上です。
境内の外にも摂末社があるので、興味がある方は登山がてら参拝されてはいかがでしょうか。

あ、そうそう、高良大社より更に上に奥宮もあります。(今回は行きませんでした)

八葉石

八葉石(はちようせき)とは神籠石(こうごいし)の古名で、古代の列石遺構のこと。
この八葉石は、高良大社を囲むように列せられていたので、神域を表すものとして考えられていましたが、現在は研究が進み、朝鮮式山城の一種と考えられています。

久留米ツツジというツツジの原木がこの高良大社に群生しているそうです。
春〜夏にかけて、燃えるようなツツジの群生を見ることができるんでしょうね。

社殿左側に謎の小道…

普通に県道750号線に抜ける小道でした。

180°ぐるっと回転して、社殿からみて正面やや右側にあるのが、スロープカー(斜面走行モノレール)乗り場。

スロープカーを使うと、階段の下からここまで約1分半で来れるらしいです。
いや、それあるの気付かんかったわ。
133段の階段を普通に上ってきたし。
だけどやっぱり自分の足で上るのが有り難みがあっていいやね。
そして、よく見たらこの時は閉鎖していました。(どっちにしても乗れんかった)

足が悪い方や、ご高齢の方などにはこういうのがあるととても便利ですよねっ。

ついでに、この建物は展望所を兼ねており、建物の向こう側は断崖絶壁のようになっていて、ここからも筑紫平野を眺めることができます。

私も筑紫平野を眺めてみたんですが…やっぱり霧が濃くなって真っ白で何も見えず、そこには空白しかなかったです…

高良大社宝物館

宝物館も今日はお休み。(参拝時間が遅かったのかな?)

これは蔵ですね。

授与所は既に閉まっていて、これは御朱印はいただけないんか〜と思った矢先、社務所から神職さんがふわぁっと出てきたので、御朱印をいただくことは可能か尋ねたら、今日はもうダメってちょっと冷たく言われ…

しかし、なんとなく諦められなくて、今度は別の神職さんがでてきたので「これは思し召しでは!?」と(多分たまたまだけど)思い、その方に伺ってみたら快く「書きますよ」って言ってくださって嬉しかった(´;ω;`)

「先ほど別の方に断れてしまって…いただけないかとガッカリしてたところでした」と言ったら、「え、そんなことがあったんですか!?全然大丈夫ですよ」って温かいお言葉に有り難みを感じました。

聞けば、この日はちょうど例大祭の日で、その準備をしている最中だったようです。(当日なのにお祭りの雰囲気が一切なかったのはCOVID19のせいで小規模開催だったのか?)
なので、最初の神職さんは忙しくて、こんな旅行客の相手をしてる場合じゃなかったのかも。(すみません笑)

何はともあれ、御朱印を快く書いてくださった神職さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
神職さんと話している私の近くに、御朱印帳を手に持ってる女性がいたので、こちらの方の分も一緒に…と控え目にお伝えしたらそれも受けてくださって、その女性と「良かったですね(´∀`)」とほっこりなやり取りをしました。
確か、関東から来てた方だったかな?

忙しい時に対応してくださった神職さんにお礼を述べ、いよいよ高千穂へ!と踵を返すと、こんなに幻想的な風景が目の前にありました。

言うても霞が濃くなってただけだけど(笑)

全部が曖昧に見える世界。
なんか不思議。

拝殿までが白く霞んでいました。

気がつけば明かりも灯っています。
これから厳かに例祭が行われるんだろうなぁ。

では高千穂へ向かいます!
次回へ続くー。



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