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旅先のお茶・コーヒーを自分土産に買うのが私の趣味のひとつでもあります。
九州といえばやはり八女茶!
…と思っていたのですが、九州の旅1泊目の高千穂で高千穂茶に出会ってしまったのです。
高千穂茶はホテルで提供されていたのですが、高千穂にも特産のお茶があるのはこの時に初めて知りました。
その高千穂茶をいただいた時に、「なんだこれは!」と一種の感動を覚えたのです。
お茶なのにフルーティーな香りさえ感じ、そして舌の奥に深く感じる甘み、それでいて渋みは控えめ、「こんな美味なお茶があるのか」と唸りました。
今までのお茶の概念が崩れた!(笑)
八女茶を買うつもりだったけど、高千穂茶にしよう!ということで、せっかくなら生産者さんにお会いしたかったこともあり茶園へ直接行って買おうと思ったのですが、なかなか時間割がタイトだったので茶園へ行くのは断念しました。
私が行こうと思った茶園は、「甲斐生茶園(かいせいちゃえん)」さん。
農園以外のどこで買えるか探しましたが、ネットショップもあったので後でそちらから買うことにしました。
高千穂に伝わる”釜炒り製法”で作られた釜炒り茶は、生葉を直火で熱した鉄釜で炒って作られます。
この製法は15世紀頃に中国から伝わった製法で、煎茶(葉を蒸して作る)が普及する前は全てこの釜炒り製法だったそうです。
つまり、釜炒り製法は緑茶の原点。
蒸して作る煎茶に比べ、この香り高さと風味の良さを感じるのは釜炒り製法によるためでした。
この昔ながらの釜炒り製法での生産者さんは、高千穂の他に日之影や五ヶ瀬など、西臼杵郡のあたりには今はまだ残っているようです。
こんな美味しいお茶を作ってくれる生産者さんには有り難みを感じるとともに、今後もこのお茶文化を紡いでいただける後継者さんが絶えないといいな…と思いました。
今回仕入れたのは、まずは「高千穂 釜炒り茶(茶葉)」「高千穂 釜いり茶『特上』(茶葉)」。
せっかくなら飲み比べを、ということで、第69回全国茶品評会「釜炒り製玉緑茶の部」で農林水産大臣賞(日本一)に選ばれた”特上”も買ってみました。
”特上”の封を開けた途端に溢れ出す茶葉の香り!
とても芳しくて、ずっとスンスンしていられる!(笑)
お茶の匂いって好きなんですよねぇ〜。リラックスできる。
さっそく淹れてみます。
お湯は熱すぎてはだめ。沸騰するちょっと手前のお湯で淹れます。
口に含んだ瞬間、「そうそう、これこれ!!」と高千穂のホテルでいただいたお茶と変わらぬ味にほっこり。
色は蒸した煎茶とは違って透き通った綺麗な黄金色。美しい。
「甲斐生茶園」さんでは、緑茶の他に紅茶や烏龍茶、ほうじ茶も扱っていました。
今回は紅茶も気になったのでこちらも購入。
紅茶は、花の香りを思わせる「こうしゅん」、ほんのり甘みを感じる「みなみさやか」、香りがよく立つ「べにふうき」の3種類。
どれもそれぞれ味わい深いですが、私の好みは「べにふうき」!香りが良い(*´꒳`*)
和紅茶は輸入紅茶と比べて苦味や渋みが少ないのが特徴ですが、確かにその通り、3種とも苦味も渋みも僅かに感じるぐらい。とても優しい味わいに癒されます。
緑茶とコーヒーは頻繁に飲むので、暫くはこの「高千穂 釜炒り茶」のリピートになるかな!もちろん”特上”を。
たまたまホテルで飲んだことがきっかけで、「甲斐生茶園」さんの高千穂茶の大ファンになりました(*´ω`*)
お茶好きな方はぜひお試ししてみてください♪
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