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伏見稲荷といえば京都の伏見稲荷大社ですが、実は札幌にも”伏見”という地域があり、そこには御分霊を受けた伏見稲荷神社があります。
今回はこちらの札幌伏見稲荷神社のご紹介です。
御朱印はコチラ→ 御朱印 札幌伏見稲荷神社(さっぽろふしみいなりじんじゃ)
『札幌伏見稲荷神社(さっぽろふしみいなりじんじゃ)』
所在地 北海道札幌市中央区伏見2丁目2番17号
御祭神 倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
大山祇命(おおやまつみのみこと)
大國主命(おおくにぬしのみこと)
事代主命(ことしろぬしのみこと)
天鈿女命(あめのうずめのみこと)
社格 旧郷社
例祭 9月9日
鳥居 明神鳥居
建築様式 神明造
【由緒】
明治17年京都伏見稲荷大社の御分霊を札幌市南5条に奉斎し、明治40年当地に社殿を建立し、稲荷神社として創立の許可を受ける。大正8年村社に列各、昭和16年郷社に昇格した。当神社の御祭神お稲荷様は衣食住の太祖であり五穀豊穣、殖産興業、商売繁盛の守護神として遍く万民の崇敬を集めるその御神威を、高く拝せられる由縁である。
本家本元の千本鳥居とまではいかなくても、全部で26基の鳥居がアチラとコチラの世界を経たてるように神秘的な雰囲気を醸し出しています。
札幌伏見稲荷神社は今年で130年を迎え、鳥居の塗り替え、玉垣の名入れ、そして社務所と職舎の屋根改修工事をしたそうです。
札幌でも古い神社になります。
初めてこの神社に行った際に気がついたのですが、鳥居をくぐりながら、参道の両脇に等間隔に大きな杉の木があることに気がつきました。
何本か数えてないけど…
社務所でのそ杉について伺ったら「よく気がつきましたね!」と嬉しそうに宮司さん。
その杉の木の樹齢は130年。
そうです、ちょうどこの地に伏見稲荷神社を造った頃に植えたものだそうです。
それから色々教えてくれました。
”お稲荷さん”というと狐様のことを思い出しがちですが、稲荷神社の御祭神である倉稲魂命のことを言うのだそうです。
狐様は”お稲荷さん(神様)”の使いで、倉稲魂命は稲の荷を持つから”お稲荷さん”と言われるようになった、と。
神様と狐様は全く別の存在だ、というお話です。
立ち並ぶ鳥居を抜けた先にあるのは、このような景色。
秋なので少し物悲しい風景でスミマセンですが、朱の灯籠と鳥居が美しく映えています。
稲荷神社って好きだなぁ〜と思う理由のひとつにこの朱の色があります。
夏でも秋でも冬でも春でも、いつでも目を引くこの色が好きです。
札幌伏見稲荷神社で人気なのが、こちらの願石(ねがいいし)です。
この石にお願いを掛けるんですが、お願い事をしれから成就するまでの間は何かひとつ、自分の好きなものを絶たなければならないという決まりがあります。
例えばタバコやお酒、甘いお菓子など、とにかく自分が好きなことのどれかを断つこと。
願いが叶ったらきちんとお礼を伝えにきましょうね。
秋に行った時には石の足元に松ぼっくり、夏に行った時はローズクオーツのさざれ石がありました。
なんか可愛い(*´∀`*)
阿由葉宗三郎という方は、明治20年から23年まで札幌神社(現北海道神宮)の宮司を務めていた方だそうです。
帰り道の参道もとても幻想的で、この先がどこか別の世界に繋がってるみたい。
この辺りは木々の多い山の麓で、早朝に参拝に行くとエゾリスやキタキツネに会うことができますよ!
もし野生動物にあったら、追いかけたりせずにそっと見守ってあげてくださいね。
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