神社・仏閣ランキング
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私の生まれは札幌で、両親はどちらも北海道の人なのですが兄弟(私の叔父叔母)があちこちにおります。
今回はお盆に親戚がいる道南の長万部(おしゃまんべ)町へ行った際に立ち寄った神社をご紹介します。
文化13年(1816年)に京都の伏見稲荷大社から御分霊を勧請された神社です。
神社の名前が「飯生」というのも関係がありそうな名前ですよね。
『飯生神社(いいなりじんじゃ)』
所在地 山越郡長万部町字長万部379番地
御祭神 天照大神(あまてらすおおみかみ)
大國主命(おおくにぬしのみこと)
倉稻魂命(うかのみたまのみこと)
社格 旧村社
例祭 8月11日
鳥居 明神鳥居
社殿様式 神明造
【由緒】
安永2年漁業の繁栄を祈念して建立したことに始まる。文化13年に新たに京都伏見稲荷神社より御分霊を勧請し、昭和5年神饌幣帛料供進神社に指定された。昭和8年現在地へ移転遷座、氏子町民敬神の念篤く、現社殿を昭和60年に造営し、現社務所を平成12年に造営した。
札幌から車でひた走り、国道37号線から長万部町に入った時に著名人に遭遇しました!
人ではないけど中に人がいるので人みたいなモンだと思います。
この後ろ姿!
“まんべくん”です!(笑)
まんべくんは長万部町のゆるキャラです。
その界隈では結構人気があったのですが…(実はご当地キャラ結構好きです)
この異様な出立がキモカワで、Twitterなどではよく炎上もさせていて独特な人気を誇っていました(笑)
そんなまんべくんがスタッフもいない状態で1人で国道沿いを歩いてるのがちょっと面白かったです
移動中の車中から撮ったのでピンボケしすぎですが、手を振ったら振り返してくれました(笑)
そんなこんなで叔父の家に着いて一休みしてる時に、近くに神社があったのを思い出し、お墓参りに行く前に散歩がてら行ってみました。
このあたりの神社にしては結構立派な鳥居。
鳥居をくぐると目に入るのはこの石標。
社号標かと思いきや「ヲシャマンベ陣屋跡」と書いてあります。
説明書きを読むと、安政二年(1855年)に幕府により「この辺の見張りしてもらえる?」と南部藩の人達が頼まれて、翌年に陣屋を建てたんだけども長万部のビーチは砂が多いし遠浅なので、「そう簡単に外国から船が入ってこれないよね?やっぱり要らなくない?」となり、南部藩は地元に引き上げました、というお話。
また、ここは渡島支庁(北海道の地域を14つに分けた支庁のひとつ)の最北部(長万部町は渡島支庁の中で最北に位置する)における唯一の近世史跡の国指定文化財(史跡)として登録されています。
なので、毀損したりした場合は国から処罰されます。
怖い、触れられない(笑)
叔父の家は幼い頃から何度も遊びに来ていたけど、こんな近くに文化財があるなんて知らなかった!
小さな神社ですぐ話が終わるかなと思ったら、全然濃かった(笑)
カニと温泉だけじゃなかったな、長万部(笑)
こちらが社号標。
飯生神社は長万部町の総鎮守なんですね。
どうりで鳥居も大きいわけだ。
とても綺麗に整備してありますね。
ジャーン。
思いの外しっかり手入れしてあって、ちょっと感動しました!
勝手に土や砂利のような参道をイメージしていましたが(失礼)、そこは総鎮守、しっかり舗装してあって灯籠も並んでて手入れされてる感じがしますね!
手水舎も狛犬さん達も新しめ、きっと階段も同じぐらいに一新したのかな?
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、拝殿の外壁は張り直したか塗り直したかしてあってこちらも綺麗にされていました。
ちゃんとお世話されてる神社を見るとなんだか安心します。
そうじゃない神社を見ると、ちょっと寂しい気持ちになってしまうんですよね…
開放感のある見晴らしの良い神社。
凄い感じで生えてる松を見つけました!
地面から生えて一度上から押しつぶしたように地を這うように幹が伸びて、そして上へ向かってる。
雪の重みなどで、自然とこのような形になったのでしょうか?
盆栽の大きいのを見てる気分でした(^-^)
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