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今回は札幌市内でもなかなかの広さがある、琴似神社をご紹介します。
『琴似神社』
所在地 札幌市西区琴似1条7丁目1番30号
御祭神 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
豊受大神(とようけのおおかみ)
大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
武早智雄神(たけはやちおのかみ)
土津霊神(はにつれいしん)
社格 旧郷社
例祭日 9月4日
鳥居 明神鳥居・靖国鳥居
社殿 神明造
【由緒】
明治8年北海道開拓使最初の屯田兵として琴似に入植した240戸の人々は旧亘理藩(宮城県)藩祖伊達藤五郎成実公の遺徳を敬慕して武早智雄神と尊称し、御神徳を北海道開拓の上に顕彰するため武早神社と号し創建した。明治30年その鎮座地を山の手5条1丁目に移し、神祠を移築して本殿とし、更に幣殿、拝殿を造築した。明治44年に大国主大神を御増祀。大正4年、現在の御鎮座地に遷座し、郷社と認定される。紀元二千六百年を記念した境内の大改修と共に昭和42年、諸施設整い、伊勢神宮の特旨を仰いで同年10月28日特別神璽を拝受、両宮の神々を御増祀、更に平成6年旧会津藩(福島県)藩祖保科正之公、土津霊神を御増祀、大先祖の神々の民族生成発展の御理想を欣仰いたしている。
まず御祭神に注目していただきたいのですが、天照大御神と豊受大神がニコイチでいらっしゃいます!
そこに大国主大神もお祀りされているのがいかにも北海道らしいといえばらしいですね。
北海道の神社ではなかなか天照大御神と豊受大神の二柱が一緒にお祀りされていることが少ないのですが、逆に大国主大神は数多くの神社でお祀りされています。
北海道という土地の開拓史において、国造りや農業、商業、医療を司る大国主大神は、まさに街を築き上げるのにはオールマイティーの守護神という感じだからでしょうか(^-^)
一の鳥居をくぐるとすぐに狛犬さんがお出迎えしてくれます。
クルクル渦巻きがたくさんの狛犬さん。
手水舎の簾は埃や虫除けでしょうか?
参拝者に優しい神社ですね。
なかなかしっかりした神門。
神門の左右にはもう一対の狛犬さん。
真ん中のこんもりしたまぁるい木はなんだろう?
と思ったら古殿地でした。
琴似神社でもしっかり式年遷宮をやっているんですね。
神門をくぐった先には拝殿の他に境内社が2基あります。
拝殿向かって左には御門山琴似天満宮。
そうです、”天満宮”なので菅原道真公がお祀りされています。
中には菅原道真公の像がありました。
光の当たり方がちょっと怖い(笑)
顔が隠れてるのもちょっと怖い(笑)
反対側の、拝殿向かって右には報徳神社があります。
こちらに大国主大神がお祀りされています。
神門の外になりますが、安全神社があり、こちらには造化三神の一柱、天御中主神がお祀りされているようです。
琴似神社は見所が結構あるのですが、その中でも聞き慣れない神様の名前が書かれた立札がありました。
立札には宇摩志阿斯訶備比古遅尊(うましあしかびひこじのみこと)と書いてあります。
太古の昔 日本国土(大地)の形成にかかわった根源の神
(未来への可能性をつかさどる神)
という説明書きがありました。
造化三神の次にお生まれになった神様だそうです。
遥拝所とはうっすら書かれていますが、伊勢神宮なのか北海道神宮なのかは定かではありません…(調べてない)
琴似神社があるあたりも札幌の開拓史に深くかかわってきた地域なので、それに関する石碑などがたくさんありました。
最後までわからなかったのが上の写真の右側のやつ。
正面がくりぬいてるあるのではなくて、鏡張りなんです。
しかも扉になっている…
触れはしなかったですが、異次元へ繋がってる扉だったり……
なワケはないか。
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