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続いて北海道神宮の境内社、穂多木神社のご紹介。
『穂多木神社(ほたぎじんじゃ)』
所在地 札幌市中央区宮ケ丘474番地
主祭神 北海道拓殖銀行物故者御霊
社格 北海道神宮末社
例祭日 6月15日
鳥居 靖国鳥居
社殿 八幡造り
【由緒】
穂多木神社は、北海道拓殖銀行に永年勤務功労のあった物故役職員の御霊をお祀りするため昭和十三年(一九三八)同行本店に建立されました。
北海道拓殖銀行は明治三十三年(一九〇〇)北海道の拓殖事業に資本を供給する特殊銀行として設立されその後北海道経済の発展にともない、昭和二十五年(一九五〇)には普通銀行へ転換しました。同年、穂多木神社も札幌神社(現北海道神宮)境内のこの地に御遷座され、現在に至っております。
合祀祭(三年毎)には、新たに物故せられた方々を奉祀するほか、例祭も関係役職員およびご遺族の参列の下、厳かに執り行われています。
山吹色の靖国鳥居が可愛らしい神社です。
開拓神社、札幌鉱霊神社と同様に北海道の開拓に深く関わった方々をお祀りしていて、こちらは旧北海道拓殖銀行の功労者の方々が祀られています。
北海道拓殖銀行は北海道開発を目的に特殊銀行として設立され、昭和25年に普通銀行へ転換しました。
西暦1950年ですから、そんなに前の話じゃないですね。
その後、「たくぎん」の愛称で親しまれてきた北海道拓殖銀行は、バブル崩壊などの影響により不良債権が膨らんだ末に経営破綻してしまいました。
ですが、北海道の経済発展に寄与したことには変わりがありません。
「北海道拓殖銀行」の名は見聞きすることがなくなりましたが、現在は北洋銀行と合併をして今でも北海道の経済を担っています。
北海道神宮の本殿も良いですが、木々に囲まれた境内社のこじんまりした雰囲気もまた良いですよ♪
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