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私としたことが、狭井神社の御朱印を掲載し忘れていました!
(記事はこちら↓)
狭井神社は、正しくは「狭井坐大神荒魂神社(さいにますおおみわあらみたまじんじゃ)」と言います。
荒魂(あらみたま)とは神道における概念で、その神様の勇猛で荒々しい側面のことを指します。
それに対して和魂(にぎみたま)とは、その同一の神様の優しく平和的な側面。
こちらの主祭神は大神荒魂神で、大神神社でお祀りされている大物主命の荒魂になります。
こういったお祀りの仕方はこの狭井神社に限ったことではなく、伊勢神宮や月読宮、熱田神宮などでも同様に和魂と荒魂が別々のお社でお祀りされています。
この狭井坐大神荒魂神社の「坐」という漢字ですが、この漢字は「すわる」という”動作”そのものを示す漢字です。
転じて、「(そこに)在る」という意味を持ちます。
同じ読み方と同様の意味を持つ「座」という漢字がありますが、「广(まだれ)」の部首は、屋根から覆いがある状態を示します。
つまり建物の中で坐っている様子を表していて、「座」という漢字は坐る”場所”を示しています。
本来、「坐」と「座」は使い分けられていましたが、国語審議会で「座」に”動作”と”場所”の両方の意味を持たせることとなりました。
国語審議会とは、1934年に設置され1949年に改組された、日本の国語政策に関する審議会です。
1949年というのを見て、またこれも戦後のアレかな〜?と、ちょっと勘ぐったり(笑)
言葉というのもその国の文化なので、個人的にはあまり崩さないで欲しいなと思ったりします。
現代では、文章を書く際においても句読点が使えない人、同じ読み方をする漢字を使い分けられない人をよく目にします。
その度に日本語の”崩れ”を感じずにはいられません。
「日本語」も私が大切にしたい日本文化の一つです。
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